2004年12月24日

上海でオリジナル掘りごたつにチャレンジ(2004年12月記)

 畳に掘りごたつというのは日本人にとってはぜひ欲しいアイテムの一つ。しかし中国のマンションではなかなか実現が難しいのでは?とお考えの方も多いはず。そんな皆さんにご参考になればと思い、私の経験をご紹介しましょう。

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 まず、畳にしろ、障子、襖、柱などすべて上海で無理なく購入できます。大手のホームセンターに行けば、モデルも展示してありますので、かなり参考になると思います。最近、留学帰りに上海人を中心に和室を作る人が多いとかで、結構需要があるようです。コストは若干かかりますが、それらしきものは出来るようになりました。

 私の場合は、掘りこたつも作りたかったので、まず木材を使って和室の床を土間から40センチ上げました。40センチあれば座ることができなす。これで中間を刳りぬけば、理論上はこたつが完成します。しかし、土間から40センチあがるということは、リビングなど他の部屋からも40センチ上がることなので、私は和室の入り口にステップを1段作りました。

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 では、真ん中に入れるテーブルはどうしたものか、いろいろ考えました。もちろん昇降式の既製品のテーブルが売っていますが、これではあまりにも面白みが無いので、DIYで大工さんと知恵を絞りました。それが長方形の机案です。即ち、正方形ではテーブルを出して掘りこたつの上にテーブルを置くのは至難の業ですが、長方形なら90度回転させると、堀こたつの上にテーブルを置くことができます。われながらグッドアイデアと思いました。テーブルはもちろん、杉木を使った大工さんオリジナルのものです。

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 和室を作るときに注意しないといけないのは、畳の最大サイズに限界があることです。とくに中国のマンションの場合、部屋の規格が様々なので、和室を作るときは畳の最大サイズを考慮して作られることをお勧めします。そうすれば畳を合わせるときに中途半端な畳を作る必要がありません。

 押入れを作るのも大工に言えば簡単です。私は木の箱を作って、押入れの部分にはめ込みました。和室用のクロスも売っていますので、よっぽど本格的な和室を望まない限り、上海でも十分に実現できるということが分かりました。障子などに関しては、和室に慣れない中国人が簡単に穴を開けられないように樹脂性の障子紙もあるようです。

 畳は、子育てに重宝しています。娘が生まれる前ぐらいに、一度畳を張り替えて、ついでに畳の割り振り方も変えてきました。上海は湿気が多いので、ダニ対策は必ず必要です。畳業者に聞くと、必ず2〜3ヶ月に1回は干してほしいといわれました。大変ですが、上海の梅雨時のジメジメはよろしくないです。

 掘りごたつのテーブルですが、今では昇降式のものも売られています。

 ドイツ人の友達も、自分の部屋に畳をつくったと言っていました。畳文化は世界でメジャーに成りつつあります。
posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 上海での住宅内装