実は、最近うちのマンションでは内装ラッシュで、2つ上の階でも内装が始まりました。私も自分で内装をやったので、よくわかっているのですが、内装工事で他の階に一番迷惑をかけるのが、はじめの電気線やパイプなどを壁に埋め込む作業。一般にこの作業に一週間前後要するのですが、コンクリの壁に溝を掘り込み、そこに配管を埋め込んでいきます。したがって、この期間中が一番うるさい。というわけで、あと数日の辛抱でしょう。
とにかく、ここは中国です。いわなきゃいけないことはしっかりといってください。管理事務所も気がつかないようなことがたくさんあるので、いってあげることが、彼らにとってもうれしいのです。
今日は朝から母校の教授に会いに出かけました。久しぶりに中医学に関する文章を一本発表しようかなと思って、その構想をもっての下準備です。こういうとき、中国留学で培った人脈はすばらしいとつくづく感じます。そういえばもうすぐ9月、これを読んでくださっている方で中国にやってきてこれから留学をしようとする方も少なくないでしょう。
確かに外国人留学生が昨今中国にも急増してきて、以前より理解が深まったように思われますが、たとえば政治関係の科目や小平理論やマルクス理論、軍隊訓練など、まさに中国ならではのカリキュラムは外国人は普通は免除されています。宿舎も彼らとはまったく別ですし、言い換えれば、中国にいる外国人留学生のほとんどはお膳立てされた環境にいて生活しているといっても過言じゃないでしょう。それではせっかくの中国留学がもったいないですね。だから、勇気を出して彼らの世界に近づくことが、「ああ、これが日本人なんだ。」と中国の人々に理解してもらえることになります。田舎から来た学生は特に日本人と接するのは初めて、というようなケースが多々あり、興味深いものです。もちろん、日本人としていろいろなことに配慮する必要はあります。あくまでも「外国に留学させてもらっている」わけですので。
2005年08月31日
ガリガリガリで今日もお目覚め
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| ここは上海なり
ガリガリガリで今日もお目覚め
実は、最近うちのマンションでは内装ラッシュで、2つ上の階でも内装が始まりました。私も自分で内装をやったので、よくわかっているのですが、内装工事で他の階に一番迷惑をかけるのが、はじめの電気線やパイプなどを壁に埋め込む作業。一般にこの作業に一週間前後要するのですが、コンクリの壁に溝を掘り込み、そこに配管を埋め込んでいきます。したがって、この期間中が一番うるさい。というわけで、あと数日の辛抱でしょう。
さらに、内装工事が終了する近くに行われるペンキ工事は今度は近所に悪臭を撒き散らします。ただ、この場合は音が立たないので比較的マシですが。私からすれば結局はお互い様なので、仕方がないとあきらめています。一応、うちのマンションでは内装工事の時間は8時から20時と規定されていて、週末は音の出る工事は禁止。
一応、いままでのところは守られているようですが、先日もルール違反があり、そういう場合は管理事務所に即連絡。私もどの階で工事をしているかほとんど知っているので、ガードマンが飛んできて指導します。指導されれば、普通は守られます。
とにかく、ここは中国です。いわなきゃいけないことはしっかりといってください。管理事務所も気がつかないようなことがたくさんあるので、いってあげることが、彼らにとってもうれしいのです。
上海でも「たうなぎ」をたべると元気になるといわれています
今日は朝から母校の教授に会いに出かけました。久しぶりに中医学に関する文章を一本発表しようかなと思って、その構想をもっての下準備です。こういうとき、中国留学で培った人脈はすばらしいとつくづく感じます。そういえばもうすぐ9月、これを読んでくださっている方で中国にやってきてこれから留学をしようとする方も少なくないでしょう。
今日のトップページに載っている写真は、実は久しぶりに母校を訪れたときに撮ったもの。後輩たちが迷彩服に着替えて、威勢よく隊列の練習をしていました。日本の大学では考えられないことかもしれませんが、中国では教育の一環として行われています。
確かに外国人留学生が昨今中国にも急増してきて、以前より理解が深まったように思われますが、たとえば政治関係の科目や小平理論やマルクス理論、軍隊訓練など、まさに中国ならではのカリキュラムは外国人は普通は免除されています。宿舎も彼らとはまったく別ですし、言い換えれば、中国にいる外国人留学生のほとんどはお膳立てされた環境にいて生活しているといっても過言じゃないでしょう。それではせっかくの中国留学がもったいないですね。だから、勇気を出して彼らの世界に近づくことが、「ああ、これが日本人なんだ。」と中国の人々に理解してもらえることになります。田舎から来た学生は特に日本人と接するのは初めて、というようなケースが多々あり、興味深いものです。もちろん、日本人としていろいろなことに配慮する必要はあります。あくまでも「外国に留学させてもらっている」わけですので。
紅焼にした「たうなぎ」です、これも上海の郷土料理、臭くなく美味!
私の学部時代、学科で日本人は一人だけ。以前、日本人がいないと思い込んでいた教授が講義中に「日本鬼子がうんぬん…」という話になってきて、同級生たちが「くすくす」と笑い出して私の顔を見つめる場面もありました。といっても、教授たちもなにも悪気があってそんな話をしたわけでなく、バツが悪そうな顔をして私に話しかけてくれました。実際、多くの私の中国の親友たちも「政治と個人は別だ」といってくれます。もちろん、政治ネタで討論することもありますし、そんなときは自分の主張をしっかりと相手に伝えればいいのです。
ある程度言葉ができて、中国人の友達が増えてくると、彼らのさまざまな活動に紛れ込んだこむことができますし、彼らからも頻繁に声がかかってきます。そういえば、昔、愛国教育の一環として、拳銃の実弾発射体験にも参加しました。改めて、中国でどういう教育がされているのか身をもって感じます。
すでにお気づきかもしれませんが、今週から新しい連載がスタートしています。タイトルは上海美食紀行。食べ物ネタですが、さまざまなうんちくを取り入れながら、上海ならではの飲食文化をご紹介する予定です。これを機会に、ぜひ上海の郷土料理に親しんでいただければと思っています。
というわけで、先週末は自由市場へいって走っているニワトリを捕まえてきました…。続きは連載でどうぞ。
さらに、内装工事が終了する近くに行われるペンキ工事は今度は近所に悪臭を撒き散らします。ただ、この場合は音が立たないので比較的マシですが。私からすれば結局はお互い様なので、仕方がないとあきらめています。一応、うちのマンションでは内装工事の時間は8時から20時と規定されていて、週末は音の出る工事は禁止。
一応、いままでのところは守られているようですが、先日もルール違反があり、そういう場合は管理事務所に即連絡。私もどの階で工事をしているかほとんど知っているので、ガードマンが飛んできて指導します。指導されれば、普通は守られます。
とにかく、ここは中国です。いわなきゃいけないことはしっかりといってください。管理事務所も気がつかないようなことがたくさんあるので、いってあげることが、彼らにとってもうれしいのです。
今日は朝から母校の教授に会いに出かけました。久しぶりに中医学に関する文章を一本発表しようかなと思って、その構想をもっての下準備です。こういうとき、中国留学で培った人脈はすばらしいとつくづく感じます。そういえばもうすぐ9月、これを読んでくださっている方で中国にやってきてこれから留学をしようとする方も少なくないでしょう。
今日のトップページに載っている写真は、実は久しぶりに母校を訪れたときに撮ったもの。後輩たちが迷彩服に着替えて、威勢よく隊列の練習をしていました。日本の大学では考えられないことかもしれませんが、中国では教育の一環として行われています。
確かに外国人留学生が昨今中国にも急増してきて、以前より理解が深まったように思われますが、たとえば政治関係の科目や小平理論やマルクス理論、軍隊訓練など、まさに中国ならではのカリキュラムは外国人は普通は免除されています。宿舎も彼らとはまったく別ですし、言い換えれば、中国にいる外国人留学生のほとんどはお膳立てされた環境にいて生活しているといっても過言じゃないでしょう。それではせっかくの中国留学がもったいないですね。だから、勇気を出して彼らの世界に近づくことが、「ああ、これが日本人なんだ。」と中国の人々に理解してもらえることになります。田舎から来た学生は特に日本人と接するのは初めて、というようなケースが多々あり、興味深いものです。もちろん、日本人としていろいろなことに配慮する必要はあります。あくまでも「外国に留学させてもらっている」わけですので。
私の学部時代、学科で日本人は一人だけ。以前、日本人がいないと思い込んでいた教授が講義中に「日本鬼子がうんぬん…」という話になってきて、同級生たちが「くすくす」と笑い出して私の顔を見つめる場面もありました。といっても、教授たちもなにも悪気があってそんな話をしたわけでなく、バツが悪そうな顔をして私に話しかけてくれました。実際、多くの私の中国の親友たちも「政治と個人は別だ」といってくれます。もちろん、政治ネタで討論することもありますし、そんなときは自分の主張をしっかりと相手に伝えればいいのです。
ある程度言葉ができて、中国人の友達が増えてくると、彼らのさまざまな活動に紛れ込んだこむことができますし、彼らからも頻繁に声がかかってきます。そういえば、昔、愛国教育の一環として、拳銃の実弾発射体験にも参加しました。改めて、中国でどういう教育がされているのか身をもって感じます。
すでにお気づきかもしれませんが、今週から新しい連載がスタートしています。タイトルは上海美食紀行。食べ物ネタですが、さまざまなうんちくを取り入れながら、上海ならではの飲食文化をご紹介する予定です。これを機会に、ぜひ上海の郷土料理に親しんでいただければと思っています。
というわけで、先週末は自由市場へいって走っているニワトリを捕まえてきました…。続きは連載でどうぞ。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2005年08月27日
IRQLってなんだ??
ノートパソコンはCPUとHDDを交換してもらったので、新品同然ですが、中古部品を組み立てたデスクトップが超不調。今日も作業中いきなり「恐怖のブルー画面」状態に。さらに再起動させると、XPのマークが出てきたところでハングアップ。そのまま放っておくと再起動をひたすら繰り返すという羽目に。これは前から出ていた症状で、特に対策もせず放っていました。さらに、あるとき思いたったように再起動成功となるわけですが、これではうかつにパソコンの電源さえ切ることができません。
もうパソコンは止まらないし、何十回と連続再起動させてもフリーズしません。絶好調です。どうやらCPUのコアクロックとメモリのクロックが一致しておらず、メモリクロックのほうがCPUクロックより速かったことが原因のようでした。この場合、メモリクロックをBIOSでCPUクロックと同じに下げてあげるといいみたいです。
私が食べたことがない上海料理を作って食べようということで、早朝から花木にある自由市場へタクシーでひとっ走り。こういうとき、上海の大型スーパーはまったく役に立ちません。野菜は見るからに鮮度が悪いし、水産物の種類も極端に少ない。種類はともかく、鮮度が悪いのはどうしようもない。そこで自由市場へとなります。私の住んでいるところは新興住宅地なので自由市場がありません。仕方がなく花木鎮までいくことになります。タクシーで13元ほど。花木鎮は地下鉄2号線世紀公園駅付近になります。このあたりは市中心部から立ち退きで転居してきた人のための住宅地があり、庶民的な生活設備が整っています。
もうパソコンは止まらないし、何十回と連続再起動させてもフリーズしません。絶好調です。どうやらCPUのコアクロックとメモリのクロックが一致しておらず、メモリクロックのほうがCPUクロックより速かったことが原因のようでした。この場合、メモリクロックをBIOSでCPUクロックと同じに下げてあげるといいみたいです。
私が食べたことがない上海料理を作って食べようということで、早朝から花木にある自由市場へタクシーでひとっ走り。こういうとき、上海の大型スーパーはまったく役に立ちません。野菜は見るからに鮮度が悪いし、水産物の種類も極端に少ない。種類はともかく、鮮度が悪いのはどうしようもない。そこで自由市場へとなります。私の住んでいるところは新興住宅地なので自由市場がありません。仕方がなく花木鎮までいくことになります。タクシーで13元ほど。花木鎮は地下鉄2号線世紀公園駅付近になります。このあたりは市中心部から立ち退きで転居してきた人のための住宅地があり、庶民的な生活設備が整っています。
posted by 藤田 康介 at 04:25| Comment(0)
| 雑草と雑想