2005年09月09日

相変わらず、自転車に乗って・・・・

 編酋長のブログを巡回していたら、風月堂の話が出ていました。実は、いま上海静安寺の久光百貨で売っているんですよね。以前、日本からのお土産に関西の神戸ブランドのお菓子がいいかな、と神戸風月堂を百貨店で買っていたことがありましたが、これも昔の語り草になってしまいました。私も大好きです。





 最近、執筆作業の関係で、中医大学の研究所の恩師の教授のところへ行くことが多く、世紀公園から張江ハイテクパークへ自転車を走らせています。天気がさわやかなので、非常に快適で、汗もあまりかかず、秋の空気を体一杯にうけて走っています。





 上海で自転車を走らせると、日本と違った疲れがあります。それは、坂がまったく無いこと。すなわち、自転車をひたすらこぎ続けなければなりません。日本では、起伏が激しいので、上ったら下りることが多々ありますが(あたりまえか…)、こちらではペダルに乗っている脚は回転したまま。惰行させるものなら、すぐにスピードダウンしてしまいす。しかし、自転車専用レーンがしっかりと整備されているのが、日本にはないすばらしいところ。車を気にせずに広い浦東の道路を快走できます。





 運動量を知るために、自転車にメーターを設置しています。日本のCAT EYEのものです。竜陽路駅前にあるフランス系のスポーツ専門店ディカノンなどにも売られていて、上海では結構お目にかかるブランドです。


 実は、この会社も大阪の会社で、日本にいたころ、いつも通勤に使っていたJR大和路線の天王寺駅近くの高架橋からCAT EYEの本社ビルを見ていました。日本でも私のマウンテンバイクにメーターを付けており、同じものを上海でゲット。ちなみに世紀公園から張江ハイテクパークまで片道7キロの距離でした。平均時速から所要時間などさまざまなデータがメーターの中に記録されていきます。ちなみに平均時速以下になると、ピコピコ表示がされ、「もっと走れー」と脅迫されます。

上海は本当に何でもそろいますね


 天気が良いと、うちのマンションの近くを流れる川、「張家浜」では魚つりする人と、網を投げる人が沿岸で腕を競っています。今日も自転車に乗りながら張家浜を走っていると、網を入れている人がたくさんいました。網といっても、竹で四方を固定してあって、定期的に竿を川の中にいれて、上げるというもの。私も魚釣りが趣味で、上海でも釣りにいったりしますが、この網はやったことがありません。


 個人的には釣りのほうが醍醐味が多いと思うのですが、おじさんに聞いたら「釣りなんて、みみっちくてやってられない。」といわれました。「さっきから何回も網を上げているけど、一匹も魚が入っていないよ。」と言おうかと思いましたが、案の定バケツをみるとまだ「坊主」のようでした。


 私が研究所から帰ってきたときもまだ網を入れていたので話かけたら、まだ「坊主」状態。「釣ったらどうするの?」と聞いたら「晩飯に食べる。」だそうです。知り合いに聞いても、上海では魚釣りとは「食べるため」にするもので、「川に返す」などもってのほかだそうです。でもこの水ではねえ…、私はちょっと遠慮させていただきます。

これが巷で流行っている?「網」
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2005年09月05日

秋ですね

 秋ですね。週末の早朝はいつものように市場へ買い物。近所の大型スーパーの野菜の鮮度が最悪なので、自転車で15分かかろうと、30分かかろうと、やっぱり市場へ出かけてしまいます。まだまだ上海の流通システムには問題があるのでしょうね。また、スーパーと市場の値段の差も歴然。単価が安いので、どうでもいいようなことかもしれませんが、それでも同じ野菜を市場で買うと半分の値段で買えてしまうのは、ちょっといきすぎでしょう。

 秋といえば、中秋の名月。今年は9月18日が中秋節で満月を拝むことができます。確か、去年の中秋節は最高の天気で、夜空にぽっかり浮かぶ満月を堪能できました。今年はベランダからお茶でも飲みながら月を見ようと、地下鉄龍陽路駅前にあるホームセンターB&Qへいってきてベンチを購入。300元ほどでした。なかなかがっちりしていて満足。浦東の、それも内環状線の端のほうにある我が家の前には高いビルが一切ないので、天気がよければ、星もみることもできます。上海のマンションでは、ベランダに窓を入れてふさいでいるところが多いですが、我が家の住宅地では一切禁止。確かに、ふさいでしまうと空間が広くなり便利ですが、景観がよくありません。
posted by 藤田 康介 at 04:27| Comment(0) | ここは上海なり

秋ですね

 秋ですね。週末の早朝はいつものように市場へ買い物。近所の大型スーパーの野菜の鮮度が最悪なので、自転車で15分かかろうと、30分かかろうと、やっぱり市場へ出かけてしまいます。まだまだ上海の流通システムには問題があるのでしょうね。また、スーパーと市場の値段の差も歴然。単価が安いので、どうでもいいようなことかもしれませんが、それでも同じ野菜を市場で買うと半分の値段で買えてしまうのは、ちょっといきすぎでしょう。





 季節感あふれる上海の市場は、非常に楽しい。今日は柿が出回っていました。秋ですね。そのほかにも、栗やサツマイモも。今出回っている柿は上海近郊の柿で小さめ。農家の人が自分の庭先に植わっている柿をもってきて売っている場合がほとんど。ちょっと押せば潰れるぐらいのかなり熟している柿が多いのが特徴です。もうすこしすれば、北方の柿が入っていくるはずです。こちらの柿は大きくてどちらかというえば富有柿に近いものです。熟し具合も固めのものが出てきます。


 

農家の人が柿を箱に入れて行商中


 秋といえば、中秋の名月。今年は9月18日が中秋節で満月を拝むことができます。確か、去年の中秋節は最高の天気で、夜空にぽっかり浮かぶ満月を堪能できました。今年はベランダからお茶でも飲みながら月を見ようと、地下鉄龍陽路駅前にあるホームセンターB&Qへいってきてベンチを購入。300元ほどでした。なかなかがっちりしていて満足。浦東の、それも内環状線の端のほうにある我が家の前には高いビルが一切ないので、天気がよければ、星もみることもできます。上海のマンションでは、ベランダに窓を入れてふさいでいるところが多いですが、我が家の住宅地では一切禁止。確かに、ふさいでしまうと空間が広くなり便利ですが、景観がよくありません。


 ここ数日、原稿の締め切りなどで「中医、中医、中医…」の毎日。趣味のようなもので苦痛にはなりませんが、国家試験も近づいてきたので、あまり中医ばかり足を突っ込むわけにはいきません。それでもやっぱり部屋にこもってする仕事が集中していて、ほとんど出歩けていないので、すこし街のほうへ出歩いたらまた面白いネタでもレポートします。


 本日上海美食紀行を更新しました。今回は、「ニワトリ」のネタを書く前に、とりあえずウオーミングアップのつもりで麻球こと「ゴマダンゴ」にふれてみました。そうそう市場で大豆を大量に買ってきました。何をするかは連載をお楽しみに。

ベランダに鎮座したベンチ
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類