2005年10月07日

行列のできるラーメン店、二人っ子政策

 昨日、世紀公園で3回目の花火大会がありました。これで、連休中の花火大会はすべて終了。そして7日でもって国慶節の休みもすべて終わり。今年の国慶節も、結局休みらしい休みもなく、怒涛のごとく過ぎ去っていきました。私は10月の半ば以降、中国の観光地の人が少なくなったころに夏休みをいただこうと考えています。中国国内旅行に行きたくてうずうずしております。

 先日は、大学院時代の研究室仲間といっしょに恩師の教授の家へ表敬訪問。お土産に陝西南路にある花の卸売市場へいって百合と蓮の花を持って行きました。なぜ花屋に行かずに市場で買ったか?実は、この市場は朝7時ぐらいから開いていて、朝に新鮮な花が続々と届けられるからです。やはり鮮度が違います。そのまま教授のご自宅へ直行。うちの教授はお花が大好きで、ご自宅は観葉植物で一杯です。

 教授のご自宅はその環境がすばらしい。リビングのカーテンを開けたら、目の前には植物園が広がるという絶好のロケーション。私の家も一応宣伝文句は「世紀公園が見える」なのですが、見えるのは公園の端っこだけ。教授の場合は、もう真下が植物園で、まるでご自分のお庭のようです。
 この日は、連休中ということで、お孫さんも遊びに来ていました。一人っ子政策でも一際厳しい上海でしたが、最近は一部で緩和されてきています。上海市の場合は、高齢化が著しく、これでは先行きが不安ということで、一人っ子同士の結婚に関しては2人目の出産を許しています。という情報は知っていたのですが、実際にこの政策を利用して2人目を出産したというケースを見たのは、教授のお孫さんたちが実は始めてでした。やはり兄弟がいることはすばらしいことで、仲良く遊んでいました。
 教授とは、次に計画しているプロジェクトの相談をしたあと、中医談義。いま中国の中医学がいろいろな面で注目を浴びていて、話題も豊富。興味のある方は中医ドットコムをぜひご覧ください。現代医学が発展する中で、民間医療にとどまることなく、西洋医学と対等にがんばっている中医学を感じ取っていただけると思います。

 実は、私の周りでも大学時代の同級生が出産ラッシュ。明日もおまるをもってお祝いに行ってきます。


 しかし、上海の子供用品は物価と比較しても高いですね。よく観察してみると、そのほとんどが輸入品、もしくは外資系が作っている製品。値段だけみると日本で売っていてもおかしくないぐらいの価格帯のものもあります。いま、上海ではベビーブームで、このあたり、ビジネスチャンスがまだまだありそうに思いました。粉ミルクも輸入品が大人気。上海の親たちは子供への投資を惜しません。 帰りは国慶節の南京路を観察しに、一路地下鉄河南南路へ。私は非常に混雑する地下鉄1号線に乗るのが嫌なので、IKEAや上海体育場など上海の南側から浦東に戻る場合は、3号線を使って中山公園駅で2号線に乗り換えるようにしています。これなら十分に座っていけます。

 河南南路から南京東路を歩いたのですが、天気が良くないこともあり人は少なめ。しかし、お昼時もあってか、外食業はどこも大盛況でした。特にすごかったのが写真の「味千ラーメン」で、列は店の外までずっと続いていました。これには行列でおなじみの「ピザハット」も顔負け。

 日本式ラーメンとうたっているラーメン店は今でこそたくさんありますが、私が上海にきた当時はまったくありませんでした。そこで「味千ラーメン」が初めて上海に開店して、日本のようなラーメンを食べられたことに非常に感激したことを覚えています。やはり、何でもそうですが、先にセンセーショナルを起こした「味千ラーメン」の行動のすばやさには感服します。
 日本のラーメン専門店と嗜好はかなり違います。もちろん、味も上手に中国ナイズされています。ラーメン店とうたいながらも、メニューは豊富にあり、ちょっとした居酒屋スタイル。上海のレストランの中では値段は決して安くはないのですが、店の雰囲気が、その当時あまりなかったスタイルで、昔は非常に斬新に感じました。「客の多い店に行け」というのが中国でのレストラン選択の必要条件ですが、「味千ラーメン」も見事その流れに乗ってしまったようです。
 さらに、ラジオ・テレビにガンガン宣伝しています。私が知る限り、日本式ラーメンでこれほど長くメディアに宣伝しているのはここだけではないでしょうか。
 そのあと、上海にどんどん日本式ラーメンが進出してきます。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 中国で食べる

行列のできるラーメン店、二人っ子政策

 昨日、世紀公園で3回目の花火大会がありました。これで、連休中の花火大会はすべて終了。そして7日でもって国慶節の休みもすべて終わり。今年の国慶節も、結局休みらしい休みもなく、怒涛のごとく過ぎ去っていきました。私は10月の半ば以降、中国の観光地の人が少なくなったころに夏休みをいただこうと考えています。中国国内旅行に行きたくてうずうずしております。

 先日は、大学院時代の研究室仲間といっしょに恩師の教授の家へ表敬訪問。お土産に陝西南路にある花の卸売市場へいって百合と蓮の花を持って行きました。なぜ花屋に行かずに市場で買ったか?実は、この市場は朝7時ぐらいから開いていて、朝に新鮮な花が続々と届けられるからです。やはり鮮度が違います。そのまま教授のご自宅へ直行。うちの教授はお花が大好きで、ご自宅は観葉植物で一杯です。

 教授のご自宅はその環境がすばらしい。リビングのカーテンを開けたら、目の前には植物園が広がるという絶好のロケーション。私の家も一応宣伝文句は「世紀公園が見える」なのですが、見えるのは公園の端っこだけ。教授の場合は、もう真下が植物園で、まるでご自分のお庭のようです。
 この日は、連休中ということで、お孫さんも遊びに来ていました。一人っ子政策でも一際厳しい上海でしたが、最近は一部で緩和されてきています。上海市の場合は、高齢化が著しく、これでは先行きが不安ということで、一人っ子同士の結婚に関しては2人目の出産を許しています。という情報は知っていたのですが、実際にこの政策を利用して2人目を出産したというケースを見たのは、教授のお孫さんたちが実は始めてでした。やはり兄弟がいることはすばらしいことで、仲良く遊んでいました。
 教授とは、次に計画しているプロジェクトの相談をしたあと、中医談義。いま中国の中医学がいろいろな面で注目を浴びていて、話題も豊富。興味のある方は中医ドットコムをぜひご覧ください。現代医学が発展する中で、民間医療にとどまることなく、西洋医学と対等にがんばっている中医学を感じ取っていただけると思います。

 実は、私の周りでも大学時代の同級生が出産ラッシュ。明日もおまるをもってお祝いに行ってきます。


奈良公園の飛び火野で見かけて白い鹿


 しかし、上海の子供用品は物価と比較しても高いですね。よく観察してみると、そのほとんどが輸入品、もしくは外資系が作っている製品。値段だけみると日本で売っていてもおかしくないぐらいの価格帯のものもあります。いま、上海ではベビーブームで、このあたり、ビジネスチャンスがまだまだありそうに思いました。粉ミルクも輸入品が大人気。上海の親たちは子供への投資を惜しません。 帰りは国慶節の南京路を観察しに、一路地下鉄河南南路へ。私は非常に混雑する地下鉄1号線に乗るのが嫌なので、IKEAや上海体育場など上海の南側から浦東に戻る場合は、3号線を使って中山公園駅で2号線に乗り換えるようにしています。これなら十分に座っていけます。

 河南南路から南京東路を歩いたのですが、天気が良くないこともあり人は少なめ。しかし、お昼時もあってか、外食業はどこも大盛況でした。特にすごかったのが写真の「味千ラーメン」で、列は店の外までずっと続いていました。これには行列でおなじみの「ピザハット」も顔負け。

 日本式ラーメンとうたっているラーメン店は今でこそたくさんありますが、私が上海にきた当時はまったくありませんでした。そこで「味千ラーメン」が初めて上海に開店して、日本のようなラーメンを食べられたことに非常に感激したことを覚えています。やはり、何でもそうですが、先にセンセーショナルを起こした「味千ラーメン」の行動のすばやさには感服します。
 日本のラーメン専門店と嗜好はかなり違います。もちろん、味も上手に中国ナイズされています。ラーメン店とうたいながらも、メニューは豊富にあり、ちょっとした居酒屋スタイル。上海のレストランの中では値段は決して安くはないのですが、店の雰囲気が、その当時あまりなかったスタイルで、昔は非常に斬新に感じました。「客の多い店に行け」というのが中国でのレストラン選択の必要条件ですが、「味千ラーメン」も見事その流れに乗ってしまったようです。
 さらに、ラジオ・テレビにガンガン宣伝しています。私が知る限り、日本式ラーメンでこれほど長くメディアに宣伝しているのはここだけではないでしょうか。
 そのあと、上海にどんどん日本式ラーメンが進出してきます。

行列のできるラーメン店
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類