もう12月ですね。1年早いものです。
中医学は伝統医学だけど、単に古いだけでなく、進化する伝統医学です。その時代に発生した様々な病気の影響を受けながら生長していく経験医学で、その点は西洋医学とある意味同じです。
昔の中国人(漢民族)にとっては、中医学は唯一の治療手段でした。いまでこそ中医学といわれば、慢性疾患をイメージしますが、昔は決してそうではありませんでした。むしろ、急性疾患でこそ中医学が威力を発揮することができたのでした。
2005年11月30日
上海医学会で充電
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| 中医学・漢方
上海医学会で充電、秋の世紀公園
もう12月ですね。1年早いものです。
毎月月末となると、私もいろいろな原稿の締め切りを抱え込んでしまい、毎回ひーひー言っていますが、これもいい経験なので一つ一つこなしていっています。書くということが自分の頭の中の整理につながり、またほとんど毎日、中国語と上海語を使う環境の中で、日本語的勘を保つために非常に大きな作用をしてくれているように思います。ああ、でもまた出版社の編集長から原稿の催促メールが来ました…。
この時期、上海でも学会などが特に多く、先日も上海医学会で開催された学会に出席、最新の中医学の情報を吸収して、先生方とも交流。これから今週末にもまた一本研究会があり、結構楽しみにしています。充電できる非常に大切な機会だからです。
中医学は伝統医学だけど、単に古いだけでなく、進化する伝統医学です。その時代に発生した様々な病気の影響を受けながら生長していく経験医学で、その点は西洋医学とある意味同じです。
いま、鳥インフルエンザが世界的にクローズアップしていますが、こういった疫病が発生するたびに、中医学では新しい理論や考え方が発生してきます。
昔の中国人(漢民族)にとっては、中医学は唯一の治療手段でした。いまでこそ中医学といわれば、慢性疾患をイメージしますが、昔は決してそうではありませんでした。むしろ、急性疾患でこそ中医学が威力を発揮することができたのでした。
しかし、西洋医学がどんどん中国に入ってきて、今では中医学といえば難病治療のひとつの選択肢にまでなってしまい、中医学に対する患者さんの期待の高さを痛切に感じます。だけど、正当な中医学は、そういった患者さんの期待にしっかりと答えてくれる筈です。
このレトロな医学会の建物は建築好きにはたまらない
毎朝早朝の世紀公園の散歩は、寒くなってきましたが相変わらず続けています。本サイトに世紀公園の写真が多いのも、実は私の散歩の成果であるというウワサも…。今日は世紀公園のもう一つの一面をご紹介しましょう。
実は最近、公園の東側にちょっとした湿地帯があることを発見しました。ほとんどの観光客は東側の奥まで行かないので知らないかもしれません。湿地帯では小鳥たちの鳴き声を楽しむことができます。おそらく昔からそこにあった水辺なのでしょう。うっそうとススキが茂り、秋を感じさせてくれます。
湿地帯では小魚がたくさん泳いでいました。上海市中心部からたった15分ぐらいの郊外なのに、こうやって自然が残されているとほっとします。湿地帯の周りには芝生が貼られており、昼寝するにはもってこい。
公園の湿地帯にたなびくススキの群生
大都市上海では、残念ながら天然のものは少なく、バーチャルなもので我慢しなければならないことが多いです。金山区に建設が予定されている人工ビーチなどもその典型でしょう。
この世紀公園の小川も人工小川で、上流まで登っていくとポンプがありました。でも、だから黄浦江のように濁っておらず、はたから見ると清流にでも感じます。小川沿いにはもみじの木が植えられており、限りなく自然に近い様子です。
小川があったりします
今朝、公園を歩いていたら、職員のおじさんたちが落ち葉集めしていました。霜もおり始めており、今が紅葉の盛りでしょう。
追伸:我が家の水槽の上海蟹、まだ元気に生きています。長生きするものです。
世紀公園ではもみじが真っ盛りです
毎月月末となると、私もいろいろな原稿の締め切りを抱え込んでしまい、毎回ひーひー言っていますが、これもいい経験なので一つ一つこなしていっています。書くということが自分の頭の中の整理につながり、またほとんど毎日、中国語と上海語を使う環境の中で、日本語的勘を保つために非常に大きな作用をしてくれているように思います。ああ、でもまた出版社の編集長から原稿の催促メールが来ました…。
この時期、上海でも学会などが特に多く、先日も上海医学会で開催された学会に出席、最新の中医学の情報を吸収して、先生方とも交流。これから今週末にもまた一本研究会があり、結構楽しみにしています。充電できる非常に大切な機会だからです。
中医学は伝統医学だけど、単に古いだけでなく、進化する伝統医学です。その時代に発生した様々な病気の影響を受けながら生長していく経験医学で、その点は西洋医学とある意味同じです。
いま、鳥インフルエンザが世界的にクローズアップしていますが、こういった疫病が発生するたびに、中医学では新しい理論や考え方が発生してきます。
昔の中国人(漢民族)にとっては、中医学は唯一の治療手段でした。いまでこそ中医学といわれば、慢性疾患をイメージしますが、昔は決してそうではありませんでした。むしろ、急性疾患でこそ中医学が威力を発揮することができたのでした。
しかし、西洋医学がどんどん中国に入ってきて、今では中医学といえば難病治療のひとつの選択肢にまでなってしまい、中医学に対する患者さんの期待の高さを痛切に感じます。だけど、正当な中医学は、そういった患者さんの期待にしっかりと答えてくれる筈です。
毎朝早朝の世紀公園の散歩は、寒くなってきましたが相変わらず続けています。本サイトに世紀公園の写真が多いのも、実は私の散歩の成果であるというウワサも…。今日は世紀公園のもう一つの一面をご紹介しましょう。
実は最近、公園の東側にちょっとした湿地帯があることを発見しました。ほとんどの観光客は東側の奥まで行かないので知らないかもしれません。湿地帯では小鳥たちの鳴き声を楽しむことができます。おそらく昔からそこにあった水辺なのでしょう。うっそうとススキが茂り、秋を感じさせてくれます。
湿地帯では小魚がたくさん泳いでいました。上海市中心部からたった15分ぐらいの郊外なのに、こうやって自然が残されているとほっとします。湿地帯の周りには芝生が貼られており、昼寝するにはもってこい。
大都市上海では、残念ながら天然のものは少なく、バーチャルなもので我慢しなければならないことが多いです。金山区に建設が予定されている人工ビーチなどもその典型でしょう。
この世紀公園の小川も人工小川で、上流まで登っていくとポンプがありました。でも、だから黄浦江のように濁っておらず、はたから見ると清流にでも感じます。小川沿いにはもみじの木が植えられており、限りなく自然に近い様子です。
今朝、公園を歩いていたら、職員のおじさんたちが落ち葉集めしていました。霜もおり始めており、今が紅葉の盛りでしょう。
追伸:我が家の水槽の上海蟹、まだ元気に生きています。長生きするものです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2005年11月26日
桜花路の新・自由市場
今日の上海は非常にいい天気です。予想の最高気温は19℃だそうで、さきほどベランダに洗濯物を干してきました。晩秋の暖かい太陽がさんさんとしています。
私が今まで利用しては花木地区の自由市場も、この規定に基づいた規格で桜花路に移転したわけです。確かに市内のスーパーは増えていますが、生鮮食料品に関しては自由市場が圧倒的に市民の支持を得ているのは否定できません。私が住む聯洋社区にあるカリフールも生鮮食料品に関して最近若干改善の兆しが見えてきましたが、相変わらず精のない野菜が多いのには変わりません。結果的に世紀公園南側の花木地区の市場まで相変わらずも自転車で買出しに行くことになります。
まず、外観がすごい。以前のバラック当然の市場が鉄筋の建物にかわっていました。最近のモダンな住宅地の雰囲気にあうような設計になっています。入り口部には自転車置き場が設置され、入り口も大きくとられています。さらにびっくりしたのが、自由市場にエスカレーターがあったこと。上りだけでしたが、1階と2階の行き来がラクになりました。自由市場にエスカレーターなど今までの常識では考えられません。また残留農薬の検査結果なども広告板に表示されています。
私が今まで利用しては花木地区の自由市場も、この規定に基づいた規格で桜花路に移転したわけです。確かに市内のスーパーは増えていますが、生鮮食料品に関しては自由市場が圧倒的に市民の支持を得ているのは否定できません。私が住む聯洋社区にあるカリフールも生鮮食料品に関して最近若干改善の兆しが見えてきましたが、相変わらず精のない野菜が多いのには変わりません。結果的に世紀公園南側の花木地区の市場まで相変わらずも自転車で買出しに行くことになります。
まず、外観がすごい。以前のバラック当然の市場が鉄筋の建物にかわっていました。最近のモダンな住宅地の雰囲気にあうような設計になっています。入り口部には自転車置き場が設置され、入り口も大きくとられています。さらにびっくりしたのが、自由市場にエスカレーターがあったこと。上りだけでしたが、1階と2階の行き来がラクになりました。自由市場にエスカレーターなど今までの常識では考えられません。また残留農薬の検査結果なども広告板に表示されています。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| 上海生活情報