2005年12月27日

張芸謀と高倉健の『千里走単騎』

またまたご無沙汰してしまいました。この間に国家試験に合格したり、クリスマスイブには教会にいったり、いろいろなことがありましたが、またおいおいご紹介していきます。

 張芸謀と高倉健の『千里走単騎』。麗江や玉竜雪山が出てくるなど、美しい雲南省の風景がたくさん描かれています。私も数年前に行きましたが、深い感動を覚えています。映画は一部東京の風景も出てきますが、ほとんどが雲南省が舞台です。

映画を見た後、今日中間がギクシャクしているなかで、なにかさわやかな暖かさを感じました。私が日ごろ感じている中国の人たちの暖かい人情が率直に、そして美しく表現されています。こんな時期だからこそ、ぜひ日本にいる皆さんにもみていただきたいと感じました。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | ここは上海なり

張芸謀と高倉健の『千里走単騎』

 またまたご無沙汰してしまいました。この間に国家試験に合格したり、クリスマスイブには教会にいったり、いろいろなことがありましたが、またおいおいご紹介していきます。



 今日はいてもたってもいられなくなり、原稿執筆をほったらかして張芸謀監督と高倉健主演の映画、『千里走単騎』(日本名:『単騎、千里を走る』)を徐家匯の港匯広場で見て参りました。日本では06年1月28日より公開のようです。アメリカ映画などは公開がずっと遅れる中国ですが、中国映画に関しては日本よりずっと早い。





 麗江や玉竜雪山が出てくるなど、美しい雲南省の風景がたくさん描かれています。私も数年前に行きましたが、深い感動を覚えています。映画は一部東京の風景も出てきますが、ほとんどが雲南省が舞台です。



 さらに高倉健の話すセリフなど会話のほとんどは日本語で、中国語で字幕が出るというパターンでしたが、さすが張芸謀監督の作品です。平日の昼間だというのに多くの中国人映画フアンが見に来ていました。 

 高倉健といえば、中国では日本人を代表する超有名な俳優です。また、日本人男性の一種の典型的なイメージとして、強烈な印象を中国の人々に与えています。『鉄道員』も中国人の間で大評判でした。おそらく、高倉健は日本の首相より中国では名が通っているのではないでしょうか。そして中国の人々に深く愛されています。その高倉健を用いて、日本と中国を架け橋にした映画を作った張芸謀監督はさすがです。





 映画を見た後、今日中間がギクシャクしているなかで、なにかさわやかな暖かさを感じました。私が日ごろ感じている中国の人たちの暖かい人情が率直に、そして美しく表現されています。こんな時期だからこそ、ぜひ日本にいる皆さんにもみていただきたいと感じました。



ユーモアの中にも、なにか物悲しさがあり、地味だけども観客をひきつけてしまう『千里走単騎』、ここではあまり詳しく書きませんので、ぜひご覧になってください。お勧めです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類