とにかくサイトの速度が遅く、仕事の効率は最悪状態。なんとかブログの入力画面が現れても、今度は記事のアップが成功せず、イライラしてすっかい書くことから遠ざかっていました。今日はうまくいくだろうか・・・。
場所は虹橋路と虹井路の角で、ちょうど動物園の向かい側にあります。外観も内装も非常に「普通」だけど、テーブルはほぼ埋まっていました。
メニューの冊子はなく、壁に掲げられている本日のメニューからメモ帳にメモしてそれをウエートレスさんに渡します。昔、こういう店は上海にたくさんあったのだけど、今ではもうほとんどないですね。
2006年03月06日
こういうレストランもあったんだ・・、客は8割が男性
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| 中国で食べる
こういうレストランもあったんだ・・、客は8割が男性
とにかくサイトの速度が遅く、仕事の効率は最悪状態。なんとかブログの入力画面が現れても、今度は記事のアップが成功せず、イライラしてすっかい書くことから遠ざかっていました。今日はうまくいくだろうか・・・。
さて、これは先週の話。以前、まんぷくのコーナーでも取材にいってきてもらったのですが、上海でちょっとした噂になっている阿山飯店にいってきました。
場所は虹橋路と虹井路の角で、ちょうど動物園の向かい側にあります。外観も内装も非常に「普通」だけど、テーブルはほぼ埋まっていました。
料理は典型的な上海家庭料理。というわけで、上海人の友達といったのですが、なにか素直で暖かい雰囲気を感じる店です。ウエートレスさんは、白いエプロンをつけて、そう、まさに10年前のあの国営レストランを髣髴させます。女将さんもおばあちゃんも上海人で、物腰が柔らかく、印象がよかったです。
内装はいたってシンプル、それがこの店のいいところ
この店のすごいところは、オーナーのコックが自ら台所に入って上海料理を作り続けているところ。明日には店がなくなっているところが多い上海で、しかも比較的人通りの少ないこのエリアで、20年近く営業されているところには敬服します。
メニューの冊子はなく、壁に掲げられている本日のメニューからメモ帳にメモしてそれをウエートレスさんに渡します。昔、こういう店は上海にたくさんあったのだけど、今ではもうほとんどないですね。
壁にはびっしりと芸能人の写真が。そう、日本の谷村新司さんに写真もありました。いかに多くの人たちに愛されている店かがよくわかります。
料理は上海家庭料理。油が少し多かったのがすこし残念でしたが、調味料に関してはきわめて薄味。これには感激。おそらく、化学調味料もほとんど使っていないのでしょう。
それだけに、味付けが難しいところでしょうが、だからこそ、料理一品、一品に対して、昨今の上海のレストランでは感じられない、作った人の温かみを感じることができました。
写真もなにもないので、中国語がわからなければ注文は無理
興味深いのが客の8割が男性客。煙草をふかせながら、話に興じています。とくにくつろぐという環境でもないのに、時間がゆっくりと過ぎていくのが不思議。なんか、形は違うけど、イギリスにいたころに通ったパブにいるような時間の流れを感じます。そうか、それがこの店の魅力なんだ、と改めて納得。
きっと、材料も吟味されているんだろうな、とか思いつつ彼女に感想を聞いたら、「ものすごく、懐かしい味がする」のだそうで、そうか、上海人もこういうものに憧れるようになったんだと時代の変化を感じてしまったのです。
最近の上海、奇抜な料理は増えてきたけど、やっぱりオリジナルは大切にしなきゃ・・・。ここでは「源汁源味」の上海料理を楽しめます。
ブタの腸だけど、こんな食べ方があったんだと敬服
(注)ちなみにこの店は接待に使える店ではありません。そんなことをすれば、きっと気まずく感じると思います。
さて、これは先週の話。以前、まんぷくのコーナーでも取材にいってきてもらったのですが、上海でちょっとした噂になっている阿山飯店にいってきました。
場所は虹橋路と虹井路の角で、ちょうど動物園の向かい側にあります。外観も内装も非常に「普通」だけど、テーブルはほぼ埋まっていました。
料理は典型的な上海家庭料理。というわけで、上海人の友達といったのですが、なにか素直で暖かい雰囲気を感じる店です。ウエートレスさんは、白いエプロンをつけて、そう、まさに10年前のあの国営レストランを髣髴させます。女将さんもおばあちゃんも上海人で、物腰が柔らかく、印象がよかったです。
この店のすごいところは、オーナーのコックが自ら台所に入って上海料理を作り続けているところ。明日には店がなくなっているところが多い上海で、しかも比較的人通りの少ないこのエリアで、20年近く営業されているところには敬服します。
メニューの冊子はなく、壁に掲げられている本日のメニューからメモ帳にメモしてそれをウエートレスさんに渡します。昔、こういう店は上海にたくさんあったのだけど、今ではもうほとんどないですね。
壁にはびっしりと芸能人の写真が。そう、日本の谷村新司さんに写真もありました。いかに多くの人たちに愛されている店かがよくわかります。
料理は上海家庭料理。油が少し多かったのがすこし残念でしたが、調味料に関してはきわめて薄味。これには感激。おそらく、化学調味料もほとんど使っていないのでしょう。
それだけに、味付けが難しいところでしょうが、だからこそ、料理一品、一品に対して、昨今の上海のレストランでは感じられない、作った人の温かみを感じることができました。
興味深いのが客の8割が男性客。煙草をふかせながら、話に興じています。とくにくつろぐという環境でもないのに、時間がゆっくりと過ぎていくのが不思議。なんか、形は違うけど、イギリスにいたころに通ったパブにいるような時間の流れを感じます。そうか、それがこの店の魅力なんだ、と改めて納得。
きっと、材料も吟味されているんだろうな、とか思いつつ彼女に感想を聞いたら、「ものすごく、懐かしい味がする」のだそうで、そうか、上海人もこういうものに憧れるようになったんだと時代の変化を感じてしまったのです。
最近の上海、奇抜な料理は増えてきたけど、やっぱりオリジナルは大切にしなきゃ・・・。ここでは「源汁源味」の上海料理を楽しめます。
(注)ちなみにこの店は接待に使える店ではありません。そんなことをすれば、きっと気まずく感じると思います。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類