2006年03月10日

実験室で格闘、新疆ラーメンをすすりながら

 すごい霧ですね。さすがの私も自転車にのることはすこしはばかれます。ライトなしで突っ込んでくる自動車が非常に怖い。濃霧の日は皆さん、くれぐれもご注意ください。

人間とラットでは同じにはならないけど、生薬治療はまだまだ十分に研究される必要はあります。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 中医学・漢方

実験室で格闘、新疆ラーメンをすすりながら

 すごい霧ですね。さすがの私も自転車にのることはすこしはばかれます。ライトなしで突っ込んでくる自動車が非常に怖い。濃霧の日は皆さん、くれぐれもご注意ください。





 昨日は1日研究室に入っていました。ひとつやりたかったテーマがあって、そのデーターの整理のためです。ラットを使って、生薬による効果を確認する実験なのですが、RT−PCRなど分子生物学の技術を利用して、その効果の裏づけをとるというもの。ラットは時間を見つけて2週間ほどかけて飼育しました。





 いつも思うのですが、生薬の効果は本当にすごいですね。動物の死亡率は減少するし、生薬をあげなかったグループと比較しても、ピンピンしている。





 人間とラットでは同じにはならないけど、生薬治療はまだまだ十分に研究される必要はあります。


 いま、中国でも発生している鳥インフルエンザでも患者治療での早期活用が提言されています。発病後48時間以内に生薬を適用できるかがポイントともいわれています。


 中医学によるがん治療でも同じで、いかに早く生薬を使えるかが大切で、たとえば抗がん剤を使う場合でも、早めに生薬を使って体を調節する必要がいわれています。決して、西洋医学でどうしようもないから中医学なのではなく、両方の治療法による介入が理想なのです。

なんとか結果は成功しましたが・・・


 そして、研究所へ行ったときの楽しみは、新疆ラーメンを食べること。トマトベースにした新疆ラーメンは私の中国ラーメンの一押しです。





 以前、北京で学会があったときに、日本人の先生に新疆ラーメンをお勧めしたら、すっかり気に入ってしまい、期間中、学会の提供する中華を食べず、3日間連続で新疆料理を食べられていました。これには敬服。





 新疆ラーメンを含めて、新疆料理にはあまり繊細さはないのですが、野菜もぶつ切りでワイルド。味は素朴だけど、また食べたくなる誘惑に負けてしまいます。





 そして、麺が最高!腰がしっかりとあり、「うどんすき」にも使いたいぐらい。私は太めの面が好きなので、いつも「太め」とお願いします。

麺に具をかけて召し上がります
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類