2006年03月23日

弟の吉報に胸躍らせる

23日は私の12歳離れている弟の後期の合格発表。なんせ、12年も離れているわけだから、私が大学入試したころとは全く違うご時勢。

 その当時の日本人の上海に対してのイメージは今と全く違い、情報も全くなく、もちろん上海エクスプローラーも存在しない。まさに上海=「人民服をきた人民たちが自転車に乗っている程度」のもの。さらに高校が一応進学校だったので、周囲の友達からもかなり驚愕されたのも覚えています。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | ここは上海なり

弟の吉報に胸躍らせる 551蓬莱の豚まん

 23日は私の12歳離れている弟の後期の合格発表。なんせ、12年も離れているわけだから、私が大学入試したころとは全く違うご時勢。





 去年、私の弟は京都のK大学の農学部に合格したものの、医学の道に進む夢が捨てきれず、大学の単位をとりながらの仮面浪人。予備校にも通わず、自分で勉強しながら再度チャレンジ。今年、前期試験はだめだったようですが、後期では北海道のH大学医学部に見事合格。いや、兄としても嬉しい限りです。まさに捲土重来です。





 何を隠そう、私も中国で医学を志す前は、日本で和漢薬の研究がしたくて、奈良高校卒業後国公立医学部を受験、センター試験はそこそこクリアできたのですが、どうも2次試験で合格できず、自宅浪人を続けながら受験勉強に励んだものでした。しかし、伝統医学の道を志したく、だったら和漢薬のルーツでもある中国で勉強しようと決断したのが1995年のこと。





 その当時の日本人の上海に対してのイメージは今と全く違い、情報も全くなく、もちろん上海エクスプローラーも存在しない。まさに上海=「人民服をきた人民たちが自転車に乗っている程度」のもの。さらに高校が一応進学校だったので、周囲の友達からもかなり驚愕されたのも覚えています。





 しかし、上海にすっかりなじんでしまい、ここで大学、大学院と進み、医師免許も取得。かれこれ上海とは十数年のお付き合いとなり、過去に私が住んだ日本のどの都市よりも住んでいる時間が長くなりました。





 日本で医学部を志していただけに、今回の弟の合格には感無量の思いです。浪人のつらさを痛いほど知っているので、私のことのように嬉しい・・・。将来、兄弟で東洋と西洋との医学論議に花を咲かせることができたらと楽しみにしています。

 ところで、今回は日本からのお土産に関空でかった「551の豚まん」と口臭チェッカーを中国人にプレゼント。口臭チェッカーは今のところ私も上海で見たことがなく、新し物好きの上海人に受けるのでは?と思ったら案の定大正解。価格もお手ごろで、体積も小さいので小姐へのおみやげには最適??





 そして、豚まんの本場である中国でも大阪名物551の蓬莱豚まんは大人気なのはご存知ですか?毎回、日本に帰るときに頼まれます。幸い、関空の店にもチルド保存された豚まんが売られているので、いつもこれを買って帰ります。


 電子レンジにいれると、あの独特の香りが部屋に広がり、もう涎が出そう・・。上海の肉まんにはない風味があり、中国人にとってもかなり新鮮な味のようですよ。蓬莱も上海に進出しないかな?きっと巴比饅頭より受けるかもしれませんよ。





 上海にはいまなんでもある時代、ちょっとしたものが土産に受けるようです。 

口臭チェッカー
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類