2006年04月08日

上海奉賢区!

はやく長江デルタ地区が、日本の快速列車のような電車で結ばれてほしいと願います。予定では2020年ごろまでには電車ネットワークが完成するそうですが、それまで待ってられない。しかし、これが完成したら長江デルタ地区は画期的に便利になります。

 そこで、せっかくいい天気なので、今日は今まで私が足を踏み入れたことのない奉賢区に行くことにしました。
 私の取材は、いつも路線バスを使います。やはり路線バスと徒歩を使わないといろいろな発見ができません。確かに、上海郊外の路線バスは、事故が多くて危険なのですが、(この日も、私の使ったルートで路線バスからみの交通事故が発生し、数人死亡していました…)ここは私の上海生活十数年のカンで、安全な路線バスを選んで乗ります。そもそも、郊外では道路が広く、バスもトラックも乗用車も猛スピードで走っています。これが事故の最大の原因。しかも、整備不良が明らか。ブレーキがきかなくなって、衝突という事故はよく耳にします。というわけで、皆さんもくれぐれもご注意ください。

 奉賢区に何があるかといえば、海ぐらいでしょうか。最近、風力発電プロジェクトで注目を浴びているのも奉賢区。地下鉄1号線の終点、シン庄駅から路線バスにゆられること1時間半。海といえば、去年に金山に行っていますが、所詮上海の海はこの程度のものです。期待するのは間違い。だけど、リゾート開発が始まっていました。

奉賢区を制覇して、上海市のすべての区、県に足跡を残しました。

 この中で最もイメージがよかったのが崇明島の崇明県。逆にいまひとつパッとしなかったのが面積は大きいけど奉賢区。
 これから発展するぞと期待させるのが、南匯区。コンビナートがすごい金山区。文化の香りが濃い松江区。我が家のある浦東新区はやっぱり愛着たっぷり。
 宝山区はもうちょっと環境保全に力を入れてほしい。嘉定区は自動車の街としていま注目を浴びていますし、ショーロンポーのふるさと。閔行区は宇宙開発の中心地でもあります。朱角家や淀山湖がある青浦区。

 市内中心部の、徐匯区・盧湾区・黄浦区・普陀区・閘北区・虹口区・長寧区・静安区などはほぼ毎日いったり来たりしているので、言うに及ばず。しかし、私の上海生活のうち、半分以上をすごした徐匯区にはやはり思い出がいっぱいつまっています。
 
 こう考えてみたら、上海市は本当に広い。都市化が著しい中心部というのは、上海市のほんの一部分の場所で、そのほかはまだまだ農村の風景がたくさん残っているのです。


posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 上海観光

がんばれ上海奉賢区!

 この土曜日は、もともとは本サイトのある企画のために、上海市以外のある地区へ取材に行く予定が、市民の墓参りラッシュや観光ラッシュにぶつかり、鉄道の切符が取れずに断念。
 ほんと、はやく長江デルタ地区が、日本の快速列車のような電車で結ばれてほしいと願います。予定では2020年ごろまでには電車ネットワークが完成するそうですが、それまで待ってられない。しかし、これが完成したら長江デルタ地区は画期的に便利になります。

 そこで、せっかくいい天気なので、今日は今まで私が足を踏み入れたことのない奉賢区に行くことにしました。
 私の取材は、いつも路線バスを使います。やはり路線バスと徒歩を使わないといろいろな発見ができません。確かに、上海郊外の路線バスは、事故が多くて危険なのですが、(この日も、私の使ったルートで路線バスからみの交通事故が発生し、数人死亡していました…)ここは私の上海生活十数年のカンで、安全な路線バスを選んで乗ります。そもそも、郊外では道路が広く、バスもトラックも乗用車も猛スピードで走っています。これが事故の最大の原因。しかも、整備不良が明らか。ブレーキがきかなくなって、衝突という事故はよく耳にします。というわけで、皆さんもくれぐれもご注意ください。

ポンコツ路線バスの車窓に広がる菜の花畑 これも上海市内です


 奉賢区に何があるかといえば、海ぐらいでしょうか。最近、風力発電プロジェクトで注目を浴びているのも奉賢区。地下鉄1号線の終点、シン庄駅から路線バスにゆられること1時間半。海といえば、去年に金山に行っていますが、所詮上海の海はこの程度のものです。期待するのは間違い。だけど、リゾート開発が始まっていました。
 こちらも、一本企画があるので、近々特集で公開します。お楽しみに!


泥の浜辺を果敢に歩くカップル ちなみに入場料5元也


 奉賢区を制覇して、上海市のすべての区、県に足跡を残しました。

 この中で最もイメージがよかったのが崇明島の崇明県。逆にいまひとつパッとしなかったのが面積は大きいけど奉賢区。
 これから発展するぞと期待させるのが、南匯区。コンビナートがすごい金山区。文化の香りが濃い松江区。我が家のある浦東新区はやっぱり愛着たっぷり。
 宝山区はもうちょっと環境保全に力を入れてほしい。嘉定区は自動車の街としていま注目を浴びていますし、ショーロンポーのふるさと。閔行区は宇宙開発の中心地でもあります。朱角家や淀山湖がある青浦区。

 市内中心部の、徐匯区・盧湾区・黄浦区・普陀区・閘北区・虹口区・長寧区・静安区などはほぼ毎日いったり来たりしているので、言うに及ばず。しかし、私の上海生活のうち、半分以上をすごした徐匯区にはやはり思い出がいっぱいつまっています。
 
 こう考えてみたら、上海市は本当に広い。都市化が著しい中心部というのは、上海市のほんの一部分の場所で、そのほかはまだまだ農村の風景がたくさん残っているのです。

バックには一戸建てのコテージが並びます 中国流リゾート開発か
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類