2006年04月11日

レジャーってなんなんだろう?

上海で生活していて、とくに思うのは、上海という街での娯楽の種類が単一化していて、種類が少ないということ。これは、多くの中国人の若者にも言えるのではないでしょうか?休日となってもDVDをみたり、(それもほとんど海賊版で)ゴロゴロしたり、インターネットをしたり、その程度の娯楽しかしていない人は少なくありません。この海賊版DVDでさえも最近取締りが厳しくなってきているので、そのうち本当に撲滅するのではないでしょうか。 

 

 先週末にいった奉賢でも、一応遊園地みたいなのがあったけど、こんなのでは所詮楽しめない。今、多くの上海市民がマイホームをもち、マイカーも持つようになったけど、これらをどのように活用したらいいのか分からない人も少なくないように思います。上海でこれから必要なのは、これらハードを利用して、どういう生活を営むかということ。このあたり、日本には豊富な経験があるので、きっと新しいビジネスになるのでしょう。 

 

 結果、使い道に困ったお金で、レストランなど飲食店にどっと行くために、これら店はいつも混んでいるし、安くないし、サービスも最低ということになる。 ぜいたく品が日本などと比べてちっとも安くないのも、物価の問題よりも根本的に我々と経済的観念が違うからだと最近思うようになってきました。

 

 なにより上海に住むと、なんでもかんでもバーチャルになりがち。上海にないものを一生懸命上海に作ろうとする努力。雪がないから人工スキー場、青い海がないから人工海岸などなど。しかも、いざ本物をもとめて中国国内旅行となると、下手したら日本にいるとき以上にコストがかかってしまい、体力も気力も使わなければなりません。

 それでも、最近、登山クラブやサイクリングクラブが結成されて、上海に住む若者たちがアウトドアで交流するようになったことはいいことだと思います。インターネットを使った交流が花を咲かせ始めています。そういった世代の若者が増えてきたら、きっと上海も変わるのではないかと考える次第です。
 ちなみにバックパッカーのことを「驢族」、「背包族」と中国語で言います。
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 雑草と雑想

レジャーってなんなんだろう?

 もうすぐ杭州で国際レジャー博覧会が開催されるとかで、杭州はかなり盛り上がっているのだけど、こういうテーマパークは私は非常に苦手。遊びにいっても、なにか「強引」に遊んでいるような気がして、楽しくなれないのです。きっと万博もそうなんだろうな、と思います。私が万博に行ったのも、唯一大阪の花の博覧会だけ。 

 

 上海で生活していて、とくに思うのは、上海という街での娯楽が極めて少ないということ。これは、多くの中国人の若者にも言えるのではないでしょうか?休日となってもDVDをみたり、(それもほとんど海賊版で)ゴロゴロしたり、インターネットをしたり、その程度の娯楽しかしていない人は少なくありません。この海賊版DVDでさえも最近取締りが厳しくなってきているので、そのうち本当に撲滅するのではないでしょうか。 

 

 先週末にいった奉賢でも、一応遊園地みたいなのがあったけど、こんなのでは所詮楽しめない。今、多くの上海市民がマイホームをもち、マイカーも持つようになったけど、これらをどのように活用したらいいのか分からない人も少なくないように思います。上海でこれから必要なのは、これらハードを利用して、どういう生活を営むかということ。このあたり、日本には豊富な経験があるので、きっと新しいビジネスになるのでしょう。 

 

 結果、使い道に困ったお金で、レストランなど飲食店にどっと行くために、これら店はいつも混んでいるし、安くないし、サービスも最低ということになる。 ぜいたく品が日本などと比べてちっとも安くないのも、物価の問題よりも根本的に我々と経済的観念が違うからだと最近思うようになってきました。

 

 なにより上海に住むと、なんでもかんでもバーチャルになりがち。上海にないものを一生懸命上海に作ろうとする努力。雪がないから人工スキー場、青い海がないから人工海岸などなど。しかも、いざ本物をもとめて中国国内旅行となると、下手したら日本にいるとき以上にコストがかかってしまい、体力も気力も使わなければなりません。

中国式「遊園地」


 それでも、最近、登山クラブやサイクリングクラブが結成されて、上海に住む若者たちがアウトドアで交流するようになったことはいいことだと思います。インターネットを使った交流が花を咲かせ始めています。そういった世代の若者が増えてきたら、きっと上海も変わるのではないかと考える次第です。
 ちなみにバックパッカーのことを「驢族」、「背包族」と中国語で言います。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類