去年は夏しか開いていなかったマンション内のプールが、今日から温水設備も稼動させて、やっと年中稼動することになりました。引越しして一年、やっと住む人も増えてきて、採算がとれるようになったのでしょう。
うちのマンションの管理事務所は、外資系でもなくローカルな上海の国営会社なので、すごいレベルの高いサービスを要求するのは無茶ですが、それでも施設が十分に機能できるように運営してくれるだけでもありがたいことです。
お値段のほうですが、マンションに住んでいたら年間1600元でフィットネスも無制限に利用できます。夜は10時までやっているみたいなので、仕事帰りに一汗かくことも可能。迷わず、会員カードを購入しました。しかし、会員カードの購入には、居住者であることを示すために不動産権利書が必要だとかで、一度家に戻ってとりにいきました。こういうのは中国ではしっかりと見られる。
中国では、上海のような大都市でもすべての小中学校にプールがあるというわけではありません。だから泳げない人や、泳いだことがない人も少なくないのが現実。上海市では、去年あたりからモデル学校を指定して、川や池でおぼれても多少は泳げるようにするように教育をするそうですが、まず学校にプールを作らなければなりません。
そういう意味では、日本の小中学校にはちゃんとプールがあるし、私もスイミングスクールなどに特別いかなくても、そういったところで泳ぎ方を勉強できました。こういった細かいところは、まだまだなのが今の上海なのです。
プールを見てみたら、施設は新しいので結構きれいだったし、少なくとも浦東遊泳館よりは人も少なし、外部の人もほとんどこないので、その意味ではある程度安心。浙江省で入った天然温泉よりは、ずっと水はきれいだった。
うちのようなローカルマンションのクラブハウスでも、いろいろな教室が開かれているようです。どういうプログラムがあるのかな、と見てみたらヨガや太極拳などもありました。さらにだれが教えるのだろうと講師のプロフィールをみたら、これも大学時代の同級生を発見。しかも私の彼女の大学時代の寮でルームメイト。世の中は狭いものです。
中国の大学では、武術など一芸に秀でている人に対して、ゲタを履かせて入学させる制度があるのですが、この先生もそういった選抜方式で入学したケースです。もちろん、入学後は勉学のほかに武術に励み、大学生向けの大会などに出場することになります。私の母校は中医学の大学だけに武術隊は有名で、太極拳や太極剣で中国の全国大会で優勝することもありました。そんな彼らの多くは医者になったり、日本に運よくいけて武術を教えたりしているケースもあります。さらにこの先生のように警察に入って武術を磨くケースもあるようですね。
私の大学時代の中国人同窓生は本当にいろいろなところで活躍しています。
2006年04月22日
上海でのプールのおはなし
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| 上海生活情報
プールの季節
去年は夏しか開いていなかったマンション内のプールが、今日から温水設備も稼動させて、やっと年中稼動することになりました。引越しして一年、やっと住む人も増えてきて、採算がとれるようになったのでしょう。
うちのマンションの管理事務所は、外資系でもなくローカルな上海の国営会社なので、すごいレベルの高いサービスを要求するのは無茶ですが、それでも施設が十分に機能できるように運営してくれるだけでもありがたいことです。
お値段のほうですが、マンションに住んでいたら年間1600元でフィットネスも無制限に利用できます。夜は10時までやっているみたいなので、仕事帰りに一汗かくことも可能。迷わず、会員カードを購入しました。しかし、会員カードの購入には、居住者であることを示すために不動産権利書が必要だとかで、一度家に戻ってとりにいきました。こういうのは中国ではしっかりと見られる。
中国では、上海のような大都市でもすべての小中学校にプールがあるというわけではありません。だから泳げない人や、泳いだことがない人も少なくないのが現実。上海市では、去年あたりからモデル学校を指定して、川や池でおぼれても多少は泳げるようにするように教育をするそうですが、まず学校にプールを作らなければなりません。
そういう意味では、日本の小中学校にはちゃんとプールがあるし、私もスイミングスクールなどに特別いかなくても、そういったところで泳ぎ方を勉強できました。こういった細かいところは、まだまだなのが今の上海なのです。
ナイターも可能なのは便利
プールを見てみたら、施設は新しいので結構きれいだったし、少なくとも浦東遊泳館よりは人も少なし、外部の人もほとんどこないので、その意味ではある程度安心。浙江省で入った天然温泉よりは、ずっと水はきれいだった。
うちのようなローカルマンションのクラブハウスでも、いろいろな教室が開かれているようです。どういうプログラムがあるのかな、と見てみたらヨガや太極拳などもありました。さらにだれが教えるのだろうと講師のプロフィールをみたら、これも大学時代の同級生を発見。しかも私の彼女の大学時代の寮でルームメイト。世の中は狭いものです。
中国の大学では、武術など一芸に秀でている人に対して、ゲタを履かせて入学させる制度があるのですが、この先生もそういった選抜方式で入学したケースです。もちろん、入学後は勉学のほかに武術に励み、大学生向けの大会などに出場することになります。私の母校は中医学の大学だけに武術隊は有名で、太極拳や太極剣で中国の全国大会で優勝することもありました。そんな彼らの多くは医者になったり、日本に運よくいけて武術を教えたりしているケースもあります。さらにこの先生のように警察に入って武術を磨くケースもあるようですね。
私の大学時代の中国人同窓生は本当にいろいろなところで活躍しています。
うちのマンションの管理事務所は、外資系でもなくローカルな上海の国営会社なので、すごいレベルの高いサービスを要求するのは無茶ですが、それでも施設が十分に機能できるように運営してくれるだけでもありがたいことです。
お値段のほうですが、マンションに住んでいたら年間1600元でフィットネスも無制限に利用できます。夜は10時までやっているみたいなので、仕事帰りに一汗かくことも可能。迷わず、会員カードを購入しました。しかし、会員カードの購入には、居住者であることを示すために不動産権利書が必要だとかで、一度家に戻ってとりにいきました。こういうのは中国ではしっかりと見られる。
中国では、上海のような大都市でもすべての小中学校にプールがあるというわけではありません。だから泳げない人や、泳いだことがない人も少なくないのが現実。上海市では、去年あたりからモデル学校を指定して、川や池でおぼれても多少は泳げるようにするように教育をするそうですが、まず学校にプールを作らなければなりません。
そういう意味では、日本の小中学校にはちゃんとプールがあるし、私もスイミングスクールなどに特別いかなくても、そういったところで泳ぎ方を勉強できました。こういった細かいところは、まだまだなのが今の上海なのです。
プールを見てみたら、施設は新しいので結構きれいだったし、少なくとも浦東遊泳館よりは人も少なし、外部の人もほとんどこないので、その意味ではある程度安心。浙江省で入った天然温泉よりは、ずっと水はきれいだった。
うちのようなローカルマンションのクラブハウスでも、いろいろな教室が開かれているようです。どういうプログラムがあるのかな、と見てみたらヨガや太極拳などもありました。さらにだれが教えるのだろうと講師のプロフィールをみたら、これも大学時代の同級生を発見。しかも私の彼女の大学時代の寮でルームメイト。世の中は狭いものです。
中国の大学では、武術など一芸に秀でている人に対して、ゲタを履かせて入学させる制度があるのですが、この先生もそういった選抜方式で入学したケースです。もちろん、入学後は勉学のほかに武術に励み、大学生向けの大会などに出場することになります。私の母校は中医学の大学だけに武術隊は有名で、太極拳や太極剣で中国の全国大会で優勝することもありました。そんな彼らの多くは医者になったり、日本に運よくいけて武術を教えたりしているケースもあります。さらにこの先生のように警察に入って武術を磨くケースもあるようですね。
私の大学時代の中国人同窓生は本当にいろいろなところで活躍しています。
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