いま、上海市では歩行者・自転車に交通ルールを徹底させるためのキャンペーンを展開中で、警察も罰金を辞さない強気の姿勢。この街では、なんでもやりだしたら早い。
歩行者に交通ルールを守らせると、慢性化している市内の渋滞が少しでも解消するのでは、という期待もあるのです。とてもいいことだと思います。
さて、上海で道路を渡るときに一番厄介なのが、車。とくに右折する車を十分に気をつけなければなりません。
一応説明しておきますと、中国では日本と反対の右側通行ですが、自動車が右折する場合、信号が赤でも曲がってもいいのです。もちろん、右折専用の信号が赤の場合は曲がることができませんが。
田舎ならともかく、上海のような大都市ではこの決まりに問題が多い。すなわち、右折する車が多かったら、歩行者はなかなか道路を渡ることができないのです。歩行者信号が青なのに、右折車のために待たなければならない。そうするといつのまにか信号が赤になり、また次の信号を…、ということになるのです。かなり不合理な決まりですね。
一方で、車からみれば、この歩行者の行列が厄介。右折しようにも歩行者が途切れないこともしばしば。右折を強引にでもしないと、いつになったら右折できるのかイライラし、クラクションの嵐、ということなのです。
では、法律上ではどうなっているのか。最近、交通マナーのキャンペーンが大々的に繰り広げられている上海で、公安が見解を発表しています。
やはり、右折時に横断歩道に歩行者がいれば、歩行者が優先なのだそうです。車は止まらなければならない。そりゃそうでしょうね。今のように車優先だったら非合理すぎる。公安も右折時の歩行者と自動車の喧嘩には気づいているそうで、この法規に基づいて、車を取り締まっていくそうです。
しかしです、歩行者優先といって、堂々と横断歩道を歩くと、ひかれてしまうのが上海の道路。車は止まってくれませんよ。自己防衛が大切です。
ちなみに、横断歩道のことを中国語ではシマウマ線、すなわち「斑馬線」といいます。なかなか分かりやすい!
2006年04月25日
やっぱり中国でも歩行者が優先
posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0)
| ここは上海なり
やっぱり歩行者が優先だったんだ
どうもこのブログの掲示板、トラックバックがつぶれていたようです。ご迷惑をおかけしました。
いま、上海市では歩行者・自転車に交通ルールを徹底させるためのキャンペーンを展開中で、警察も罰金を辞さない強気の姿勢。この街では、なんでもやりだしたら早い。
歩行者に交通ルールを守らせると、慢性化している市内の渋滞が少しでも解消するのでは、という期待もあるのです。とてもいいことだと思います。
さて、上海で道路を渡るときに一番厄介なのが、車。とくに右折する車を十分に気をつけなければなりません。
一応説明しておきますと、中国では日本と反対の右側通行ですが、自動車が右折する場合、信号が赤でも曲がってもいいのです。もちろん、右折専用の信号が赤の場合は曲がることができませんが。
田舎ならともかく、上海のような大都市ではこの決まりに問題が多い。すなわち、右折する車が多かったら、歩行者はなかなか道路を渡ることができないのです。歩行者信号が青なのに、右折車のために待たなければならない。そうするといつのまにか信号が赤になり、また次の信号を…、ということになるのです。かなり不合理な決まりですね。
一方で、車からみれば、この歩行者の行列が厄介。右折しようにも歩行者が途切れないこともしばしば。右折を強引にでもしないと、いつになったら右折できるのかイライラし、クラクションの嵐、ということなのです。
では、法律上ではどうなっているのか。最近、交通マナーのキャンペーンが大々的に繰り広げられている上海で、公安が見解を発表しています。
やはり、右折時に横断歩道に歩行者がいれば、歩行者が優先なのだそうです。車は止まらなければならない。そりゃそうでしょうね。今のように車優先だったら非合理すぎる。公安も右折時の歩行者と自動車の喧嘩には気づいているそうで、この法規に基づいて、車を取り締まっていくそうです。
しかしです、歩行者優先といって、堂々と横断歩道を歩くと、ひかれてしまうのが上海の道路。車は止まってくれませんよ。自己防衛が大切です。
ちなみに、横断歩道のことを中国語ではシマウマ線、すなわち「斑馬線」といいます。なかなか分かりやすい!
どうみても車が多すぎ
いま、上海市では歩行者・自転車に交通ルールを徹底させるためのキャンペーンを展開中で、警察も罰金を辞さない強気の姿勢。この街では、なんでもやりだしたら早い。
歩行者に交通ルールを守らせると、慢性化している市内の渋滞が少しでも解消するのでは、という期待もあるのです。とてもいいことだと思います。
さて、上海で道路を渡るときに一番厄介なのが、車。とくに右折する車を十分に気をつけなければなりません。
一応説明しておきますと、中国では日本と反対の右側通行ですが、自動車が右折する場合、信号が赤でも曲がってもいいのです。もちろん、右折専用の信号が赤の場合は曲がることができませんが。
田舎ならともかく、上海のような大都市ではこの決まりに問題が多い。すなわち、右折する車が多かったら、歩行者はなかなか道路を渡ることができないのです。歩行者信号が青なのに、右折車のために待たなければならない。そうするといつのまにか信号が赤になり、また次の信号を…、ということになるのです。かなり不合理な決まりですね。
一方で、車からみれば、この歩行者の行列が厄介。右折しようにも歩行者が途切れないこともしばしば。右折を強引にでもしないと、いつになったら右折できるのかイライラし、クラクションの嵐、ということなのです。
では、法律上ではどうなっているのか。最近、交通マナーのキャンペーンが大々的に繰り広げられている上海で、公安が見解を発表しています。
やはり、右折時に横断歩道に歩行者がいれば、歩行者が優先なのだそうです。車は止まらなければならない。そりゃそうでしょうね。今のように車優先だったら非合理すぎる。公安も右折時の歩行者と自動車の喧嘩には気づいているそうで、この法規に基づいて、車を取り締まっていくそうです。
しかしです、歩行者優先といって、堂々と横断歩道を歩くと、ひかれてしまうのが上海の道路。車は止まってくれませんよ。自己防衛が大切です。
ちなみに、横断歩道のことを中国語ではシマウマ線、すなわち「斑馬線」といいます。なかなか分かりやすい!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類