今日の学会は特に充実。中国人民解放軍総医院の陳香美教授、上海の瑞金医院腎臓内科の陳楠教授などなど、いずれも中国で重量級の専門家の発表でした。
学会が終わったら、早速街へ繰り出して、天津エクスプローラーと化します。
まず、絶対食べておきたかったのが北方の炸醤麺。きっと専門店があるはずだといろいろ歩き回ったら、南市食品街で「天津神条麺」という麺館を発見。さっそく、3.5元の小盛りの炸醤麺を注文したら、これがすごい量。ちっとも少なくない!
ここのはなかなかおいしかった。麺は固めでコシがあるし、麺にかけるタレ、すなわち炸醤の味は、コクがあってよかった。しっかりと味を覚えて帰って、自宅で再現を決意。上海の炸醤麺は一般に甘すぎておいしくないのです。
今日はいろんな発見がありました。文章にすると大変なので、取材ノートをぱらぱら見ながら写すと…
なんかおおらかなんだよな〜この街1.上海でおなじみの「小姐」はこちらではみんな「服務員」。う〜ん、北方では「小姐」はあまり使わないんだ。上海では「服務員」はあまり使わないけど…
2.路線バスのアナウンス、「乗客同志、…」。公共のアナウンスで「同志」が出てくるのもなんかおもしろい。上海ではまずないですね。
3.天津ではまだ「木の割り箸」をつかっていた。上海ではほぼ100%「竹箸」なんだけど、どうやら地方政府によって政策が違うよう。
4.からのでかい北方人が、シャレード(夏利)のタクシーにのると、窮屈で気の毒。天津のタクシーは赤いシャレード軍団。
5.バスの運賃は1.5元。もちろんICカード式の交通カードもあり。みんな前のり、後ろ下車を守っている。前に座っていても後ろへちゃんと移動して降りる人が多い。上海とちがうよなあ。やっぱり上海人はアセリが多いのか?
6.上海に大繁殖している吉祥のワンタンチェーン、天津にもたくさんあった。
7.財布の中にあった小銭がいつのまにか全部無くなった。そうなんです、天津ではおつりで小銭が出てこない。紙幣が中心なので、財布が軽くなった。
8.日暮れが遅い。8時でもまだ薄暗かった。緯度が高いんですね。
9.カウンターや窓口でいろいろ質問しても、いやな顔一つせずに親切に教えてくれる。上海だったら、すぐにぶっきらぼうに睨みつけられて終わりなんだけど、こっちの人はおせっかいを焼いてくれる人がおおい。
10.スターバックスの前テラスでは、上半身裸のお年寄りがおしゃべり。なんかすごくのどかな感じが。
総じて、中国人の大部分が上海人を嫌う理由がよく分かるような気がします。上海人、どうみてもギスギスしすぎ。もっとおおらかになったほうが自分のためにも良いような気がするけど。
でも、天津人の皆さんも、もう少し商売っ気があってもいいような気もしました。それが彼らのいいところか。
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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