雨が降って一気に上海は涼しくなりました。前日は37.6℃のこの夏一番の猛暑を記録し、その後の恵みの雨です。
しかし、高架道路をはじめとして道路の水溜りは悪化する一方。内環状線もそろそろ本格的に補修しないといけないようです。
上海の車のクラクションは相変わらずやかましい。夏場になると、エアコンがついていないトラックの運転手が、イライラのあまりか、やたらクラクションを鳴らします。鳴らし方も「プー」の一押しではなくて、「プープープープー」といきなり連続音。音からしてイライラしている様子がよく分かります。
騒音といえば、最近増えてきたのが暴走族と改造車。暑くなってきて、うちの近所でも夜に走る若者のバイク集団を見かけるようになりました。上海は道路が広く、交通量の少ない夜は格好の場所となっているようです。音もまさに日本の暴走族と同じ。後ろに「小姐」を乗せて走っている姿も見ました。
マイカーの普及に伴って、改造車も増えてきました。以前はサンタナにちょっと改造する程度だったのが、車種の多様化に伴い、最近ではマフラー、サスペンション、タイヤなどを改造し、中にはスピードが出るようにエンジンも改造しているものがあるようです。非合法でもそうやって改造を請け負うショップも上海の街に出現し出しています。華僑など外国籍で、小金を持っている若者が、暴走行為や改造行為をして捕まったという話はニュースにもなりました。
改造車の暴走は、主に中環状や南北高架道路、外環状など道路状況がいいところに多く出現するそうで、さすがにボコボコの内環状では走らない。こちらも「小姐」」を助手席に座らせて、狭い上海を走り回っています。
上海も変わったものです。
もちろん、公安も取り締まりに動き出しているようですが、どうなるやら…。
車の改造は増える一方で、もともと運転マナーがなっていない上海だけに、安全面で心配されます。
2006年07月05日
上海も、暴走族と改造車のシーズン
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類