2006年07月07日

今日は七夕だったんですね、日本では。プールでの健康診断

 七夕の故事は、もともと中国からきたものだけど、7月7日の七夕が中国で盛り上がらないのがなぜか不思議な方も多いはず。

 伝統行事では一切陰暦を使う中国では、今年の七夕はまだで、2006年7月18日なのです。もちろん、中国でも七夕の故事は有名ですし、チャイニーズ・バレンタインデーとして、ここ上海でもカップルで食事いったりするものです。とくに、日中カップルの皆さん、お忘れなきよう…。

 しかし、日本も陰暦の行事は陰暦で行ってほしいものですね。それのほうが気候的にも気分が合う。そして、なにもそこまで「脱亜」しなくてもいいと思うのですが。



 今日マンション内の屋内プールへ水泳にいったら、「2006年上海市遊泳体検合格証」を持っているか、と入り口で聞かれてしまいまいした。当サイトでも記事が出ていましたが、いよいよ衛生部門も、合格証の携帯をチェックするようになったことは進歩です。この国は、やると決めたら動作は早い。ただ、それが長続きしないのが欠点でもあるのですが…。

 どういうことかというと、水泳をする前にプールにいる医師(ここがポイントです、ちゃんと医師資格を持っている人がプールにいないといけないのです。)の健康診断を受けて、合格証を発行してもらわないといけないことになっています。簡単な聴診器での検査と、血圧のチェック、目や皮膚に疾患がないか問診を受けます。そして発行されたのが、この写真のもの。
 


上海市遊泳体検合格証


 この合格証は一応上海市社会体育管理中心が発行しているもので、有効期限は2007年5月31日まで。これで、上海市内のプールで健康診断の再検査を受けなくても利用可能です。ちゃんとすれば出来るのに、今までは規定が無視されていたようで残念なことです。一応5元のお金が取られます。

 私が記憶している限り、この制度はかなり昔からあり、私も毎年検査を受けていましたが、ここ数年はあまり厳しく無かったように記憶しています。やっぱりいろんな人がいる中国なので、身体検査や消毒などはしっかりとしてほしいものです。
 とくに水虫がうつるスリッパに関しては、消毒容器に漬けることが上海市の規定で決まっています。それでも私は嫌なので、自分のスリッパ持参でプールサイドに出ますが。中国では公共のものを身に着けないというのが私のポリシーです。もちろん、ホテルのタオルも中国では使ったことがありません。美容院でのタオルは仕方がないのですが…。

 今年も血圧は120/75mmHgと正常でした。健康維持のためにもしっかりと運動しておかないと。体がダメになると、出来る仕事も出来なくなる。

 ちなみに、プールの注意書きには、プールに入る前に「肛門」もしっかり洗うようにと書いてあります。要はシャワーを浴びなさい、ということなのでしょうが、すごい直接的な表現にちょっとびっくり。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類