伝統行事では一切陰暦を使う中国では、今年の七夕はまだで、2006年7月18日なのです。もちろん、中国でも七夕の故事は有名ですし、チャイニーズ・バレンタインデーとして、ここ上海でもカップルで食事いったりするものです。とくに、日中カップルの皆さん、お忘れなきよう…。
しかし、日本も陰暦の行事は陰暦で行ってほしいものですね。それのほうが気候的にも気分が合う。そして、なにもそこまで「脱亜」しなくてもいいと思うのですが。
今日マンション内の屋内プールへ水泳にいったら、「2006年上海市遊泳体検合格証」を持っているか、と入り口で聞かれてしまいまいした。当サイトでも記事が出ていましたが、いよいよ衛生部門も、合格証の携帯をチェックするようになったことは進歩です。この国は、やると決めたら動作は早い。ただ、それが長続きしないのが欠点でもあるのですが…。
どういうことかというと、水泳をする前にプールにいる医師(ここがポイントです、ちゃんと医師資格を持っている人がプールにいないといけないのです。)の健康診断を受けて、合格証を発行してもらわないといけないことになっています。簡単な聴診器での検査と、血圧のチェック、目や皮膚に疾患がないか問診を受けます。そして発行されたのが、この写真のもの。
この合格証は一応上海市社会体育管理中心が発行しているもので、有効期限は2007年5月31日まで。これで、上海市内のプールで健康診断の再検査を受けなくても利用可能です。ちゃんとすれば出来るのに、今までは規定が無視されていたようで残念なことです。一応5元のお金が取られます。
私が記憶している限り、この制度はかなり昔からあり、私も毎年検査を受けていましたが、ここ数年はあまり厳しく無かったように記憶しています。やっぱりいろんな人がいる中国なので、身体検査や消毒などはしっかりとしてほしいものです。
とくに水虫がうつるスリッパに関しては、消毒容器に漬けることが上海市の規定で決まっています。それでも私は嫌なので、自分のスリッパ持参でプールサイドに出ますが。中国では公共のものを身に着けないというのが私のポリシーです。もちろん、ホテルのタオルも中国では使ったことがありません。美容院でのタオルは仕方がないのですが…。
今年も血圧は120/75mmHgと正常でした。健康維持のためにもしっかりと運動しておかないと。体がダメになると、出来る仕事も出来なくなる。
ちなみに、プールの注意書きには、プールに入る前に「肛門」もしっかり洗うようにと書いてあります。要はシャワーを浴びなさい、ということなのでしょうが、すごい直接的な表現にちょっとびっくり。