2006年07月13日

人工の「碧い海と金色の砂」か・・・・

 上海市奉賢区に7月13日OPENした碧海金沙水上楽園にいってきました。
 行きは閔行区経由で路線バス、帰りは浦東経由で路線バスと違ったルートを使ったのですが、浦東新区の田舎は味があってなかなかいい。工場はなどはまだ少なく、田んぼでは稲の緑が眩しかったです。
 個人的には路線バスで行く場合、浦東を経由する瀘海専線をお勧めしますが、なんせ2時間近い乗車なので、かなりの根性がいるかもしれません。もちろん、バスには当然のようにエアコンはついておりません。

暑かった

 奉賢区といってもイメージががわく人が少ないように思います。位置的には虹橋開発区からまっすぐ南に向かって進めば閔行区。それをさらに南につっきると到着します。杭州湾の畔です。

 バーチャルな都市生活をしている上海の我々にとって、なによりもほしいものは自然環境なのですが、上海市ではかねてから泳げる海をつくるプロジェクトを進めていました。その第一弾が奉賢区の人工ビーチ、碧海金沙水上楽園だったのです。
 詳しくは本日UPした記事をご覧ください。

  これで、上海には室内スキー場もあるし、人工リゾート?ビーチも出来た。次はというと山か?まさか人工の山は作られないでしょう。


 ところで今回の取材、この暑い盛りだけあって、交通事故が非常に多かった。

 路線バスで大体2時間弱の行程なのですが、私が沿線で発見した事故件数は4件。いずれも事故がおこって間もない、もしくは公安がきて負傷者を処理しているという状態でした。車が急増し、上海の交通はこれまでにまして危険度が増しています。しかもノロノロの初心者が非常に多く、交通戦争状態になっています。交通安全にはくれぐれも注意しなくてはなりません。特に、タクシーの助手席は危険です。後ろのシートを座るように心がけ、タクシーに乗ったら、ドアロックとシートベルトをすることを忘れないようにすることが賢明かと思います。
 
 ある事故では、バスの窓から見ている限り、対抗車線でかなり重傷の負傷者がおり、道路を占拠するように人だかりが出来ていました。そのため、車道の一車線は完全に封鎖されてしまい、大渋滞。
 そして、その大渋滞の後ろの後ろに渋滞にひっかかった救急車が並んでいました。これではいつ着くか分からない!もともと救急車優先という考え方が薄い上海の交通事情がよく分かります。

 帰り走った浦東新区の田舎では、道端のいたるところで夕方の市が開かれていました。どこもスイカがシーズンで、うまそうに並んでいます。どれも農家の人が直接に販売しているスイカです。買って帰りたかったのですが、バスを降りることが出来ず、断念。郊外に行かれたときは、道端で売っている農家直売の果物はお勧めです。

 ただし、上海の街中の道端で売っている果物(行商人)はいまひとつダメです。なぜなら、彼らは農家でもなく、最悪、悪いものを高く売ろうとする腹黒い人が多いからです。毎年トラブルが頻発しています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類