2006年07月25日

天津の1日目、まずは地下鉄乗りつぶし

 驚くほど定刻に午前6時41分、Z41次列車は天津駅に滑り込みました。

 この直通列車はたしかにすばらしい。とにかく途中で一駅も止まらないので、睡眠が妨害されない。いままで鉄道旅行で、やもすれば機関車の切り離し、機関車の滑り出しに失敗してガクンときて飛び起きてしまうようなことがたびたびあったのですが、今回は11時間の間、1回も列車が停止することがなかったので、「ガタゴト」とレールを刻む音を子守唄に、本当によく眠りました。

 さて、天津についた瞬間感じたこと、それはとにかく「涼しい」ことです。Tシャツと短パンで天津の地に降り立った瞬間、ここはおもわず「寒い」と思ってしまうほどでした。天気はあいにくの曇りでしたが、もう散策したくでウズウズします。

 メインの第4回国際中西医結合腎臓病学術会議は明日からなので、今日1日は早めに天津に入ってまさに天津エクスプローラーになります。

 天津の印象。。。町全体がちょっと暗いかな?だけど、上海人に比べると天津人のほうが、おおらかそう。我々日本人がイメージする典型的な中国人の雰囲気がプンプンします。


ピカピカの車内、こちらは地下鉄1号線


 天津市にはいま地下鉄が2本走っています。最近開通した1号線と「軽軌」と呼ばれる路線。

 とくに私はこの「軽軌」沿線に注目しています。これまでの科学技術開発区のほかに、上海浦東新区に次ぐ第2の国家プロジェクトとなる濱海新区もこの沿線にあります。(特区ではなくて、新区となっているところがポイントです。)

 当サイトのビジネス解説の会員の皆様は関連記事をごらんいただくと、基本的な情報がわかるかと思います。

 いずれの地下鉄も、沿線情報をピックアップしながら全線走破しました。そのうち、記事にでますのでご期待ください。

 天津にもカルフール(家楽福)、ウオルマートなどしっかりと進出しています。ただ、KFCの数がマクドナルドより少ないように思います。むしろ上海のKFCの数が異常か…。

 あと、市民が普段使う自由市場をリサーチにいって感じたこと。天津市内には意外にも海産物が少ない!渤海に面しているのにそんなはずはないのに、と目を疑ったけど、上海以上に少ない。さらに、売られている淡水魚も死んでいるものが多く、生きているものにこだわる上海人と食文化の違いを感じました。

 天津期間中に天津料理を食べるチャンスがあるかどうかわかりませんが、興味が尽きません。


臨港区へ走る津濱軽軌の高架橋 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類