2006年09月25日

Xデーがやってきたか。。。

 今日は、上海市の歴史に残るであろうニュースがあった日でした。
 衝撃が走ります。
 午後の上海のニュースはこのことでどこももちきり。
 ただ、夕刊は間に合わなかったよう。
  
 かなり前から噂はあった。
 しかし中国がもっとも大切にする連休前の、しかもこの時期にというのがすごい。
 タイミングがおそるべし。

 これからしばらく変化が多そう。
 この上海もちょっとした転換期になるような胸さわぎがします。
 いまも微妙なかけひきが続けられていることでしょう。
 上海の不動産もやっと安くなることでしょう。

 しかし、多くの上海人にとって「想定内」であったのには、ちょっと驚き。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2006年09月24日

バルコニーで親友たちとバーベキュー

 市政府に勤めている友達から、久しぶりにバーベキューでもしないか、と声がかかり、それじゃ我が家まで迎えにきてくれたら、という話をしていたら、本当に車で迎えに来てくれました。

 彼の家は、マンションの最上階の2階建て。だから、思いっきり広いバルコニーがあり、バーベキューなどをするのにはもってこいなのです。

 そのまま浦東から静安寺の久光へ食材を買いに直行。マイカーなので荷物を運ぶのは便利だけど、駐車場を探すのがいつも大変。とくに市の中心部は駐車場渋滞があちこちにできていました。久光で焼肉のタレやらなんやら必要なものを買い揃える。

 ただ彼は結婚しているのだけど、奥さんはほとんど料理ができず、俗にいう「卵チャーハンはできるよ」というような家庭。私の料理もたいしたこともないのですが、とりあえず日本料理を教えてほしいとよく我が家にも遊びにきます。

 大学時代などの友達も含めると、結構いろいろな職業の人が親友にいます。医者している人もおれば、弁護士、会計士など。あと、復旦大学で経済学を研究しているというようなもっぱらキャリア志向の上海人女性が中心。でも、そういう彼女たちに限って料理類がまったくできない。
 この上海の場合、学歴があがればあがるほど家事などが何もできないという女性が多いのです。これは現実の話で、確かに、ちょっとお金を出せば家政婦さんを雇うこともできるし、外食だってそう高くないからですね。経済的効率から考えると、人に任せたほうが賢い。

 結局、この日もわれら男性陣がバーベキューの準備に励み、女性陣は食べること専門になってしまいました。そうやって男性陣を働かせてしまうところが、上海人女性の魅力なのか??

 上海も便利になって、20元もだすと、使い捨てのバーベキューセットが売っているので、火をつければ15分ほどで簡単に火がおこります。2時間程度は料理に使えるし、なかなか便利でした。

 デザートにはハーゲンダッツのアイスクリーム月餅。いまこの時期は、どこの家庭でも月餅をもらいすぎてその消費に頭を痛めているようですが、このアイスクリーム月餅はなかなかおいしかった。ハーゲンダッツだけあってお値段もなかなかなんですが、こういう月餅は気が利いていていいと思います。

 そう、我が家にもいろんなところからいただいた月餅がころがっています。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2006年09月23日

報道規制ねえ。。。

 マイクロソフトのMSNが噛んでいるからか知らないけど、上海からみる日本のニュースサイトで一番速度が速いのがなぜかMSN毎日のサイトなのです。というわけで、私も見ることが多い。朝日コムや日経のサイトが全部表示されるまでに、MSN毎日が先に表示されるんでそれも仕方がないか。

 日本の新聞社の場合、中国関係のニュースはいろいろと味付けされて報道されていて面白いのだけど、今回あったドイツのリニア事故の記事、上のサイトのタイトルでは「中国では報道規制がされていてうんぬん」と書かれていました。

 「そうなんだ〜」とか思いつつ上海の朝刊をあけてみると、どの朝刊も写真入りででかでかと報道されている。

 MSN毎日の記事を読んでみると、「人民日報や解放日報ではほとんど触れられていなかった」というのが報道規制の根拠らしいが、おいおい、ちょっと待てよ、といいたくなった。

 まず、人民日報は少なくとも上海では非常に手に入りにくい新聞の一つで、普通の新聞屋には置いていないもの。つまり、よっぽど政治色の強い家庭や国営企業などでしか読まれていない新聞なのです。解放日報もそうです。

 だから、報道規制というのはちょっと言い過ぎかも。いや、単にニュースの伝達が遅れただけかもしれない。そりゃ日本向けにちょっとネガテイブに記事を書ければ、クリック数は増えるだろうけど。ここは日本みたいに号外が出るような国ではないから、とにかくニュースの速度は遅れる。

 そして、確かに報道規制は中国に存在するけど、中国人が読んでる大衆向けの新聞には書かれていることが多い。今ではインターネットもある。
 中国でニュースを把握する場合は、やはりいろいろな新聞をつき合わせて総合的に分析する必要があるのです。誤報訂正のような内容の記事も多いですからね。

 それでも中国の紙の新聞は面白い。中国人が新聞好きなのが納得できます。(あ、中国のテレビニュースはぜんぜん面白くないですが。。。)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類