2006年09月04日

大阪⇒上海  関西空港が最近元気になってきているのに

 ばたばたと大阪から上海へもどりました。
 上海行きの便は満席。すぐ後を飛ぶ中国国際航空の上海便も満席状態のようで、日中間の交流はますます進んでいます。

 関西空港では、カウンターが不足しているのか、長く待たされた。アジア便を中心に利用各が急増しているのが実感できます。ターミナルの階下にあるレストラン街もかなりの活気。一時のことを考えれば、確実に活性化しているように思います。

 一方で、浦東国際空港でも、私の乗った東方航空機は、飛行場のど真ん中に止まってしまい、バスを待つ始末。ターミナルが足りない状態が常態化しています。さらに、その送迎バスがなかなか到着しない。やっと、ターミナルについたと思ったら、今度は入国時に長い列ができていて、中国に入国するのがいつも一苦労。

 この2つの空港を比べたときに大きく違うのは、浦東国際空港はあっという間に2期工事を進めて、すでに大きなターミナルが骨格を見せているのに、関西空港はいつまでたっても進まない。おまけに、第2ターミナルの建設は延期になってしまい、ほぼ絶望的。

 どうして国は日本でも有数の施設をもつ関西空港の整備に力を入れようとしないのか、わかりません。

関空にて


 もっと意味不明なことに、私が知らない間に神戸沖に神戸空港なんかを作ってしまっている。

 安全面で心配なのは、いま大阪湾上空が関空と伊丹空港、神戸空港の3空港で空前の航空機発着ラッシュになっている点。

 さらに、ニュースによれば、神戸空港の利用者は最近は減少傾向だそうで、どう考えても目論見が外れたといわれても仕方がない。

 日本の戦略なき政治が生んだ賜物か?
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類