中国とヨーロッパが東インド会社を通じて貿易をしていたことは知っていたけど、北欧のスウエーデーンも中国広州まではるばる船を出していたということまでは知らなかった。
東インド会社といえば、オランダやイギリスなどが有名だけど、規模は小さいですがスウエーデンにもありました。中国からはお茶が重宝されたようですが、しかし飛行機もない時代、南アフリカを経由して中国までいくルートは壮大だ。
船が展示されているエリア周辺はイベントが行われているようだったけど、いまひとつ盛り上がっていなかった。でも、船はすごかったです。
少年時代、船マニアでもあった私ですが、やっぱりいまでも船を見るのは大好き。外灘の港には、この日たまたま大きな豪華客船も泊まっていて、いつかは船で航海したいなと夢を見てしまいました。
木造船といってもスクリューがついているのですが、船体は当時の技術にこだわって作られています。ついでに、スウエーデンの紹介もばっちりと行われていました。
スウエーデン人の船員たちは、マストなどの手入れに余念がありません。
10年越しのプロジェクトだけに、よくぞ中国までやってきたとあらためて感心しました。