2006年10月15日

171キロ、自転車で走破して爽快な疲れ、崇明島から戻りました

 土曜日、日曜日はすばらしい天気に恵まれ、上海崇明島のサイクリングは最高でした。

 そして、最後までがんばった私の彼女にも拍手!
 2日間で無事171キロを走破できて、すごく自信になったようです。今度はどこに行こうか、ということが話題になるぐらい自転車にとりつかれました。まずは、作戦成功!

 行きは世紀公園の自宅から、外高橋を抜けて、呉淞港からフェリーで崇明島へ。崇明島ではひたすらまっすぐな直線を突っ走りました。16キロも直線の自転車道を走ったのは生まれてはじめての体験です。自転車王国の中国だけに、こういったインフラは日本よりよっぽどしっかりしています。
 1日目は東の端にある瀛東村で一泊。崇明島の獲れたての郷土料理に舌鼓を打ちながら、2日目は東灘を見に行って、さらにキャベツ畑を横断して崇明島の農村を疾走しました。

 風も強くなく、収穫時期を迎えた稲の香り、土の香りを楽しみながら、黙々とペダルをこぎました。

 帰りは宝山からまっすぐ浦西の逸仙路を南下してかえってきました。上海の中心部の小ささを改めて実感。移動に時間がかかるのは、やはり交通渋滞が元凶なのです。



ひたすら一直線の平地を突っ走る


 途中、農家の人たちの温かい交流や、思わぬ自転車好きたちと知り合うこともありました。

 50歳を超えたある上海人のおじさんも、仕事場のある崇明島から南浦大橋近くの自宅まで自転車で週1回通っているそうで、その脚力にはびっくり。

 同じコースを、ママチャリで走破した若者のグループにも会いました。悪名高き中国のママチャリで、150キロを越えるコースを走破するとは。。。おそるべし!

 農家の人にとっては、まだこういった都会人のサイクリングは珍しいそうで、いろいろ質問を受けました。がんばってね、とサトウキビをプレゼントしてもらいました。これがまたおいしくて、喉の渇きを癒してくれます。

 そして、家に戻ったときの疲れ。仕事の疲れとまったく違う疲れに、心地よさが癖になりそうです。

 崇明島はまさしく、サイクリング愛好者のためにあるような島です。きれいな空気をいっぱい吸って、直線をひたすら突っ走る感覚は、日本では体験できません。お勧めします。



どこまでも続くキャベツ畑
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類