1時間ほど時間があいたので、KFCでこれを書いています。
今さっき、いかにも最近成金になったとみられる地方出身の客が、レジでもめていました。金ぴかの装飾品をつけた、50代半ばの女性。ああ、私も一番嫌なタイプの人だ。バブリー、バブリー。
店員との揉め事は、商品がどうやら、こうやら、ということでどう聞いてみてもたいした問題ではない。
だけど、カウンターの机をたたき、店員を掴みかかろうとするような勢いです。
そしてお決まりの文句。
「金をはらってんだから、ちゃんとサービスしろよ!」
この文句、私は一番聞きたくないです。金を払ってサービスを受けるんだ、と思い込んでいる中国人が最近とくに多い。サービスはもちろん、金を払ってうけるものだけど、それではこころを込めたサービスは受けられない。客の店員に対する態度というのも大切なのです。
さあ、さあ、店にいる客、店員が全員振り向くような剣幕。
KFCのカウンターのお姉さんは、大抵地方とか上海出身の大学生とか。そりゃ、間違いすら起こすこともあるでしょうが。いいとしのおばちゃんが自分の娘ぐらいのお姉さんに怒っても仕方がないでしょ。
最近、上海でこういうイライラしているひとをよく見かけます。切れやすくなっていますね。自分を何様と思っているのだろう。。。
うちの病院の患者さんでも、どこでも。
みんな上海のようなガサガサした都市で生活して、金儲けに目がくらみ、心がすさんでいるよ。
もっと落ち着いて、たまには今日のような真っ青な空をみてみたらどう?
こういった成金さんが、日本とかに観光旅行に行くんだろうね。
金があったら何でもできると信じているよな人。
ああ〜〜。
2006年12月19日
拝金主義からくるサービス意識過剰?
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2006年12月18日
地下鉄3号線の新線を乗ってきました
18日9時半に開通した地下鉄3号線の新線に乗ってきました。詳しい記事はこちらを読んでいただくとして、ちょっと感想を。
まず、車内が寒い。一応換気装置みたいなのがついているのだけど、「冷風」。高架線を走るので、地下のように暖かくないし、これからもっと寒くなったらどうするのだろう?昔、5号線が開通したときに取材にいったけど、ここも冬場は寒い。電車に暖房をつけるという習慣は、上海にはあまりないようです。しっかりと防寒して乗りましょう。
今回の3号線のルートは、ちょうど1号線の共和新村からのルートと平行する位置関係になります。宝山から徐家匯エリアに出るのに、便利になりました。これで、1号線の混雑は少しマシになるのか、と期待しています。
宝山というのは、工業エリアでありながら、交通が非常に不便で、10年も昔、宝山へは人民広場あたりからバスが出ていました。途中、逸仙路で乗っていたバスが故障し、みんなで後ろを押したのを覚えています。
あと、崇明島にいくのが楽になりました。といっても、自転車を地下鉄に積むわけに行かないので、自転車族には関係ないですが。。。ただ、いままでせっせと自転車を漕いでいたルートを、いとも簡単に通過してしまうので、拍子抜けしました。
4号線開通よりは、インパクトはない今回の3号線の新線ですが、これからジワジワと効果が現れてくるのでしょう。現在のところ16分間間隔運転です。
まず、車内が寒い。一応換気装置みたいなのがついているのだけど、「冷風」。高架線を走るので、地下のように暖かくないし、これからもっと寒くなったらどうするのだろう?昔、5号線が開通したときに取材にいったけど、ここも冬場は寒い。電車に暖房をつけるという習慣は、上海にはあまりないようです。しっかりと防寒して乗りましょう。
今回の3号線のルートは、ちょうど1号線の共和新村からのルートと平行する位置関係になります。宝山から徐家匯エリアに出るのに、便利になりました。これで、1号線の混雑は少しマシになるのか、と期待しています。
宝山というのは、工業エリアでありながら、交通が非常に不便で、10年も昔、宝山へは人民広場あたりからバスが出ていました。途中、逸仙路で乗っていたバスが故障し、みんなで後ろを押したのを覚えています。
あと、崇明島にいくのが楽になりました。といっても、自転車を地下鉄に積むわけに行かないので、自転車族には関係ないですが。。。ただ、いままでせっせと自転車を漕いでいたルートを、いとも簡単に通過してしまうので、拍子抜けしました。
4号線開通よりは、インパクトはない今回の3号線の新線ですが、これからジワジワと効果が現れてくるのでしょう。現在のところ16分間間隔運転です。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2006年12月17日
おいしいものを知るということ
上海で、魚といえば淡水魚で、我々日本人からすると、フナやナマズ、コイ、ブラックバスなどを日常的に食べることは非常に抵抗があるのは確かです。そういう私も、淡水魚を本格的に食べるようになったのも、上海に来てから。日本では、ダムなどへ釣りによく行きましたが、もっぱら釣るのが目的で、食べるのが目的ではありません。
魚は大好きだけど、以前の上海では、なかなか海の魚が手に入らず、仕方なく淡水魚を食べていたように思います。今となっては信じられないかもしれませんが、寿司を食べてもなかなか「マグロ」に巡り合わなかったのでした。辛うじてあったのは、サーモン程度でしょうか。2006年の今、これだけ水産物が上海で流通しても、まだ新鮮なイカは見当たらないし、タコとなればまったくない。それだけ、上海ではまだまだ海の幸の流通は遅れていると思われます。
そもそも、上海人が淡水魚を食べているのは、「おいしいか、まずいか」という問題よりも、それしか市場に存在しなかったから、という要素が大きいように思います。当然、上海料理には海の魚を使う文化があまりないわけですから、一般家庭では海の魚の料理法もいまひとつ分からない。
しかし、最近、変化が出ているように思います。それは、冷凍技術や流通の発達で、海の魚がスーパーなどでも登場するようになったこと。日本からも、長崎などから新鮮な海の幸が上海で購入できるようになりました。
実際に、私の周りの上海人にいろいろ聞いてみると、確かに最近海の魚を食べるようになったといいます。料理法はまだよく分からなくても、少なくとも淡水魚のように泥臭くなく、おいしいということが、徐々に知れ渡ってきています。
これに、さらにおいしい海の魚の料理法を宣伝すれば、上海での海の幸の需要は、計り知れないものになるのは間違いないでしょう。
これだけの人口をやしなっていかなければならない中国。海の幸に関しても、「マグロ」で象徴されるように、すでに世界規模で争奪合戦が始まっています。中国も、自国民を養っていくために、あらゆる手段を講じることになるでしょう。
週末に、近所のカルフールを見に行くと、それはそれはすごい人でした。買い物カートには、山のように食料品が積まれています。飽食の時代を象徴するような風景です。その一方で、同じ中国でもその日の食べ物すらありつけない貧しい農民がいるのも事実。非常に複雑な感情を抱かずにはいられません。でも、彼らも都市部の市民と同じように、豊かな生活を享受させなくてはいけません。
さらに、日本のように資源も国土もない国にとって、これからは本当に正念場のように思いました。
魚は大好きだけど、以前の上海では、なかなか海の魚が手に入らず、仕方なく淡水魚を食べていたように思います。今となっては信じられないかもしれませんが、寿司を食べてもなかなか「マグロ」に巡り合わなかったのでした。辛うじてあったのは、サーモン程度でしょうか。2006年の今、これだけ水産物が上海で流通しても、まだ新鮮なイカは見当たらないし、タコとなればまったくない。それだけ、上海ではまだまだ海の幸の流通は遅れていると思われます。
そもそも、上海人が淡水魚を食べているのは、「おいしいか、まずいか」という問題よりも、それしか市場に存在しなかったから、という要素が大きいように思います。当然、上海料理には海の魚を使う文化があまりないわけですから、一般家庭では海の魚の料理法もいまひとつ分からない。
しかし、最近、変化が出ているように思います。それは、冷凍技術や流通の発達で、海の魚がスーパーなどでも登場するようになったこと。日本からも、長崎などから新鮮な海の幸が上海で購入できるようになりました。
実際に、私の周りの上海人にいろいろ聞いてみると、確かに最近海の魚を食べるようになったといいます。料理法はまだよく分からなくても、少なくとも淡水魚のように泥臭くなく、おいしいということが、徐々に知れ渡ってきています。
これに、さらにおいしい海の魚の料理法を宣伝すれば、上海での海の幸の需要は、計り知れないものになるのは間違いないでしょう。
これだけの人口をやしなっていかなければならない中国。海の幸に関しても、「マグロ」で象徴されるように、すでに世界規模で争奪合戦が始まっています。中国も、自国民を養っていくために、あらゆる手段を講じることになるでしょう。
週末に、近所のカルフールを見に行くと、それはそれはすごい人でした。買い物カートには、山のように食料品が積まれています。飽食の時代を象徴するような風景です。その一方で、同じ中国でもその日の食べ物すらありつけない貧しい農民がいるのも事実。非常に複雑な感情を抱かずにはいられません。でも、彼らも都市部の市民と同じように、豊かな生活を享受させなくてはいけません。
さらに、日本のように資源も国土もない国にとって、これからは本当に正念場のように思いました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類