2007年01月28日

「新幹線」で杭州西湖へいって2時間でトンボ帰り

 今月は特に取材が多い。それだけ中国が動いているということかと思います。

 中国で走り始めた新幹線タイプの高速鉄道CRH2型に試乗するために一路杭州へ。上海南駅から出ているのですが、上海南駅はいついっても本当に美しい。上海の玄関ですからね。

 CRH2型がどんな車両であるかは、記事を読んでいただくとして、次の仕事のためにたった2時間しか杭州にいられなかったけど、久しぶりに歩いた西湖の印象を少し。

 今回の杭州の第一印象は、「街がより一層清潔になった」ことです。
 (CRH2型のグリーン車にすっかり満足して街を歩いていたから、というウワサもあるが。。。)

 もともと10年ほど前に初めて訪れた時から杭州にはいいイメージがあります。路線バスに乗ったとき、上海と違ってきっちりと「前乗り・後ろ降り」を守っていた市民にも感動しました。上海では「前乗り」ですら守られない人が多いですからね。
 

 杭州駅から西湖までは歩いていける距離で、西湖大道を下っていけば15分ほどでつきます。ちょうど西湖天地の近くになります。西湖天地は、香港の瑞安集団が投資したレストランエリアで、上海新天地の姉妹版。西湖の畔にあり、山も見えたりしてロケーションも抜群です。

 上海から1時間20分でいけてしまう杭州。緑も豊かだし、なにか空気も上海よりずっと澄んでいるような気がしました。

 西湖の畔で、遠くの山々(おそらく天目山山系か?天目山は昔、生薬採取に行ったことがあるのですが、いい山です)を眺めているだけで、気分が落ち着きます。海のない奈良県で育ったため、山があるとやはり落ち着くのでしょう。

西湖天地


 CRH2を使えば、たとえば朝8時30分の上海南駅で始発にのれば10:00には杭州につき、そのあと夕ご飯を食べて杭州発夜21:10発の終電にのれば、十分に西湖は堪能できます。

 それこそ、パソコンをカバンに忍ばせて、原稿執筆の気分転換に杭州に吹っ飛ぶこともできますね。

 鉄道で気軽に行けるスポットとして、西湖はお勧めです。ちなみに、レンタサイクルなどもありますので、自転車で西湖を周遊なんてもいいでしょう。

杭州駅にて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年01月27日

中国人の浪費が本当に地球をダメにするのでは。。。

 今年1発目の結婚式。

 今回は私の友達ではなく、私の彼女の親戚の結婚式。

 式の内容はともかく、今まで参加した結婚式で最も浪費がひどかった結婚式でした。確かに、野菜類の料理が1品しかなく、あとはハト、鴨、鶏、牛肉、豚肉、魚、カニ、イセエビ、スッポンと思いつく肉類すべてが料理として出され、さすがの私も箸が殆ど進みませんでした。

 テーブル数58卓(1卓10人)というこれまた馬鹿でかい結婚式。もう、すごすぎですね。

 

ウエディングケーキをこうやって出されると、どう食べたらいいのか分からない


 残された残飯の量がこれまたすごい。私のテーブルで残ったのは、出された料理の三分の二。脂っこすぎたり、ボリュームが多すぎたりして殆ど手がつけられていない料理もありました。料理長は猛反省すべきです。

 こういった現象が上海各地の宴会場で起こっているのならば、そして結婚式の巨大披露宴ブームが未だに続いているのであれば、間違いなくバチがあたることでしょう。

 天の神様は決して許しません。

 上海では確かに農作物とか食べ物の値段が安い。だからといって無駄遣いしたらいいというわけでもない。その背景には、生きていくのに精一杯な田舎の農民の姿が目に浮かびます。

 私の彼女のお母さん、上海人ですが、無錫の農村出身です。
「もったいない、もったいない」といって弁当箱にしっかりと残ったおかずを詰め込んで持って帰っていました。

 いくら生活が豊かになっても、物欲に溺れてしまってはいけません。そういうお母さんの行動を私はいつも尊敬しています。

式も終わりに差し掛かったころ、おかずはどっさりと余っている


 私ももうすぐ結婚式を控えていますが、今回の式では非常に考えさせられました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年01月26日

蘭州ラーメンと洗剤の関係、ご存知の方は教えてください!

 最近、周りの中国人から変なうわさを聞きます。

 巷で売っている蘭州ラーメンの中には、麺を伸ばすために洗剤が含まれていて、ラーメンは食べないほうがよいと。昔、油条や包子に洗剤を混ぜて発酵しやすく膨張させているというようなことは聞いたことがあるのですが、ラーメンに洗剤というのはピンとこない。

 また、ある中国人がいうには、スープのなかに洗剤をいれているとか。う〜ん、あの特殊なラーメンスープは、洗剤の隠し味が利いているのか?しかしこれもいまひとつ説得力がないよな気もする。

 あと、洗剤を使ってお皿を洗っている。理由は、洗剤のほうが普通の皿洗い用石鹸より安いから。これは、すこし信憑性がありそうですが。。。

 本当の蘭州ラーメンが、あれだけ見事に伸びることができるのは、硼灰という鉱石を原料にした硼灰水を生地に混ぜているからなのです。よく、ラーメンの麺をこねるときに、ペットボトルに入った水をふりかけているのを見ますが、それが硼灰水なのです。蘭州からわざわざ商人が全国にまわって売っていて、さらにこれを水に溶かすのにも技術がいると聞きました。硼灰水が伸びるラーメンの秘密です。

 今日も近所の蘭州ラーメンの店で、店員が洗剤を買ってくるのを見ました。
 
 いずれにしろ、蘭州ラーメンと洗剤の関係気になりますよね。
 ご存知の方、ぜひ掲示板に書き込んでください!よろしくお願いします。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類