2007年01月01日

さあ、今年もがんばるぞお

 あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いします。


 元旦も、いつものように5:00には起床しましたが、今日の上海はあいにくの天気。小雨もぱらついています。

 2007年がいよいよはじまりました。

 今年は私の人生にとっても節目となる年だと思っています。そのために去年からいろいろ準備も進めていますが、こりゃ、いままで以上に忙しくなるぞ。。。

 今年の目標は、やっぱり「地道にコツコツ」。

 新年は日本風にということなので、今年は彼女の両親を自宅に招待。

 春節のときは、彼女の実家でお兄さん夫婦も集まって、毎年ご馳走になっているのですが、元旦に関してはとくに一家でのイベントはないみたいです。ごく普通の休日として過ごします


 正月の時期が、同じアジアでも日本と中国とでずれているのは厄介だなあ。

 今年は、「久光百貨」で長崎県の海産物が手に入るので、そこで魚を買ってきて鍋にしました。日本と比べて、すごく新鮮というわけでもないですが、それでも上海の他のスーパーと比べたらまだマシかなということで、私は海産物はわざわざ静安寺にまで買い物に出かけています。

 鍋はポン酢と大根おろしで日本風の味付け。餅も焼きました。上海の餅は、かなりの割合で米の粉が混ぜられているので、十分に伸びません。やっぱり日本風の餅がほしいところです。もちろん、上海では手に入ります。
 あと、日本から送ってもらった「黒豆」「昆布巻き」などなど。

 じつは、こういった日本の正月用品が、ヘルシー志向の強い上海人の間ではかなり好まれているのです。とくに、「黒豆」」などは絶妙ではないでしょうか。見た目もぴかぴかして美しいし、上海人は甘党。しかも体にいい食品となると、やっぱり日本食となってしまうようです。

 準備した正月用品は、みんなでつついてあっという間になくなりました。

 こういった鍋物には、私はいつも日本の味噌をいれてアレンジしています。中国人の場合、薄味が好きな人でも、はっきりした味があったほうが好まれるようです。だから、どちらかというと「すき焼き」のほうが好まれるのですが、こういう鍋でもちょっと味噌を入れると、味がぐんと引き立ちます。

 海の魚も、いま中国人の間でちょっと人気があることは、私も去年にブログで紹介しました。淡水魚の汚染や、泥臭さがますますひどくなってきている中、海の魚が脚光を浴びているのは理解できます。

 確実のお金を持ってきている中国です。海の資源も、今までのように日本だけの独壇場となることはまずないでしょう。中国人の食に対する嗜好が確実に変わっています。

 今日の鍋もかなり好評でした。中国の火鍋と違ってヘルシーさが受けたようです。

 彼女の実家では、化学調味料は一切使わないし、ブタ肉よりも野菜・魚中心の食生活。そして、毎回の食卓には米飯が欠かせないようです。油も厳選したものを使うなど、同じ上海人の家庭でも、習慣はほんとうにまちまちです。

 ちなみに、テレビを見ながら食事する家庭が上海では多いのですが、ここの家庭では食事中はテレビ一切禁止。こういう「きまり」は大切だと思います。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類