2007年01月06日

「爆米花」なくなったなあ〜

 これから春節を迎えるにあたって、上海の街ではいろいろな風物詩が登場してきます。

 その中で、最近あまり見かけなくなったものを見かけました。それが、爆米花です。

 爆米花とみると、すかさず「ポップコーン」と訳したくなるところですが、実はこの言葉、奥が深い。「とうもろこし」をいれたら確かにポップコーンになるのですが、そのほかにも、豆やお米などもいれて作ります。

 一昔前まで、道路のいたるところで行商している人がいました。火のついた鉄の小さな炉に材料をいれて、熱すると

「ドカン」

とものすごい音がします。
 
 何が爆発したのかと思ったら、まさにこの爆米花なのです。

 お餅をスライスしたものをこの炉の中にいれると、フワフワのスナック菓子に変身します。
 夜中、歩道で爆発音を聞いたら、それはまさに爆米花の行商人なのかもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類