それは、部屋にある暖房にまだスイッチを入れていません。今日も、外は氷点下になったようですが、家の中では結構多めに服を着込むと、とくに暖房が必要という感じではないです。上海が暖冬となったのか、それとも私の寒さに対する抵抗が強くなったのか。。。
おかげで、我が家の電気代は、秋口から殆ど変化ありません。ずっと100元代の前半で推移しています。ただ、そのかわりにお気に入りのCDを聴きながら、ゆっくりとお風呂に浸かるものだから、ガス代が高くなりました。
ところで、上海人はお金儲けに敏感であることは、皆さんもご存知かと思いますが、投資などに関しては、その時代の流行があるように思います。長く中国にいていると、この流行というのが結構バカにならないような気がします。
90年代半ばごろ、私が医学生だったころは株が大流行でした。なんせ、うちの大学の教授も腰にポケベルをぶら下げて、いつも値段をチェックしていました。その後、株価がぱっとせず、ブームが過ぎ去ってしまいます。
その後、不動産が流行しました。不動産バブルといわれるぐらい、このときに小金を掴んだ人は少なくないでしょう。そりゃ、買ったマンションが2倍、3倍となるのですから。。。私がマンションを買ったのも、ちょうどそのころです。中国には中国特有の時代の流れがあるようで、今は不動産はぱっとせず、主に自宅用として購入する人が主流です。
90/70政策の影響も大きいでしょう。その後、保険に投資する人もぽつぽついました。中国の場合、少し前までは自分が払ってきた保険料に関しては、将来利子もついて返還されてくるというおいしいものもあり、人々はこぞって保険を買いました。
ただ、いずれもある程度市民に儲けさせたあと、政府から法律がでて悉く規制されました。
では、昨今は何がはやっているかというと、いわゆるファンドへの投資です。中国語では「基金」といいます。いま、この投資が半端ではない。
今日も、用事で銀行で並びましたが、並んでいる人の殆どが「基金」を買っています。それも、カバンに10万元、20万元と札束を詰め込んで。。。みなさん、お金もっていますねえ。
2006年は基金に投資して、2倍、3倍と増えた人が続出、おいしい投資として人々は投資し続けています。
これがどういう結果になるか、私は投資の専門家ではないので、こんどうちの編酋長から教えを請うことにしましょう。