2007年01月11日

地下鉄2号線の快速列車登場、帰宅がはやくなったぞ

 今日の夕方、中山公園から地下鉄2号線を乗ったら、本当は淞虹路から来なければいけない列車が、なんと中山公園始発。しかも、また紫ベースの4号線の新型車両だった。

 ラッキーとか思いつつ、しっかりと座席を確保。さらに、車内放送を聞くと行き先はいつもの終点の「張江ハイテクパーク」ではなくて、私の最寄り駅「上海科技館」。

 しかも、珍しく停車駅の案内が。どうやら、江蘇路、南京西路、南京東路は通過するようで、上海ではじめて地下鉄の快速電車に乗りました。

 うわー、また鉄っちゃんの血が騒ぐ。

 いったいどういう理由で、どういう運行システムで快速列車を走らせているのだろう、といろいろ考えてしまいました。そう、鉄っちゃんはそれだけでも幸せなのです。

 これまでの地下鉄2号線に関する経験則から、おそらく列車不足による運行間隔の調整のために区間列車を走らせている結論に達しました。夕方ラッシュ時の陸家嘴から人民広場間の乗車率は並ではなく、特に4号線の新型列車の場合、プラグ式のドアが災いして、ドアの故障が頻発しています。そこで、乗車数を減らすために快速運転をしている、こう考えたわけです。

シーメンス製4号線車両で代用している2号線の快速列車


 日本だったら、おそらく「次の駅はとまらない」とかけたたましく車内放送があるところですが、とくにこれといった注意放送はなく、列車はたんたんと駅を飛ばしていきます。
 といってもATSの関係で、通過駅もかなり減速して走っていますが。。。さらに、追い越しができないので、すぐに前の列車に詰まってしまいます。でも駅に停まらないというのは気持ちいい。

 きっと、一駅ぐらい乗り過ごしても、戻ったらいいじゃないか、程度の感覚でしょう。
 上海の地下鉄地下駅は島式ホームが中心なので、仮に乗り過ごしてもすぐに向かいにきた列車に乗れるので便利です。

 今回の地下鉄の快速運転について、事前の発表や掲示もなかったので、私も本当にびっくりしてしまいました。いや、それほど現場は増える乗客輸送に切羽詰っているということなのでしょうか。

 今後の動向が注目です。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類