2007年01月17日

最近の上海のタクシーに乗って思うこと

 上海に滞在している皆さん、どうも最近上海のタクシーのサービスレベルが落ちていると思いませんか?

 運転は経験を積んでいても、道路を知らない白帯の新米ドライバーが増えているし、新米でもいいのだけど、道を知らないドライバーが多すぎる。そして、以前にもまして乗車拒否をするケースが増えた。

 浦東と浦西を往復するとき、とくに顕著で、私よりも道路を知らない運転手がいたのには驚き。ただ、総じていえることは浦東のドライバーは浦西のドライバーよりさらにたちが悪い。西にいくというものなら、「道をしらん」と答える運転手が多いけど、私にはその手は通じない。

 「ナビゲートするから行け!」

 というしかありません。

 遠回りをしようとする運転手にも、最近よくであうようになりました。もちろん、故意的ではない場合もあるのですが、乗ってる私も気持ちよくないので、タクシーに乗るときは、私が行ってほしいルートを先に運転手にいって、有無も言わさずそう走ってもらうことにしています。

 そのほか、上海人の女性の皆さんがいつも言っているのがタクシーの車内のニオイ。

 最近、冬だから締め切っていることが多く、とにかくニオイがこもりがち。体臭・口臭はともかく(そりゃ、もちろん不快感は100パーセントですが。。)、一番私がイヤなのは排ガスのニオイ。先日、仕方がなく乗ったポンコツタクシーは、マフラーに穴が開いているのか、車内もどことなく排ガスのニオイが充満。寒い中、窓ガラス全開して走らせました。

 タクシーのドライバーは、1日交代勤務が普通ですが、勤務的にもかなり無理をして仕事をしていることが多く、食生活も不規則。よって、体臭や口臭が出やすい環境にあるのです。

 一時はかなり改善されたと思った上海のタクシーですが、ドライバーのなり手も不足して、いま上海で問題が多い業界の一つとなっています。

 ま、それよりも地下鉄の整備を急いでもらって、タクシーを乗らなくても目的地にいけるのが一番ですね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類