中国では、婚姻届を出す際に写真が必要ということで、2人で一緒の写真を撮りに行くことにしました。
上海市の場合、市や区でいろいろややこしい規定があるようなのですが、私たちは国際結婚となるので、上海市民政局が窓口となるようです。とまあ、まだ問い合わせた段階なので、確かなことは分かりません。
とりあえず、提出するのに必要な書類を集めています。そのひとつに結婚証明写真というのがあります。
写真を撮る際の決まりは、背景が赤であるということ。そして、もちろん2人がしっかりと写っていなくてはなりません。
私たちが選んだ写真館は上海でも老舗の一つである「王開撮影公司」にしました。地下鉄2号線南京東路駅のちょうど真上にあります。最近、ここの写真館の倉庫を整理したら、民国時代の古い写真がたくさん出てきて、新聞などでも話題になっています。
写真館といえば「王開」といわれるぐらい、上海では知名度があります。
ちょうど、私たちの前には60歳前後のご夫婦が結婚写真を撮りにこられていました。結婚証明書をなくして、再発行してもらうための写真を撮ってもらうためだとか。
上海人の中高年のご夫婦で、よく2人で手をつないで、仲良くしている姿を見かけますが、こうやって写真を撮りにこられるお二人の姿をみても、すごくほほえましくなりました。上海の場合、女性が優位な家庭が多いだけに、そういった光景もよく見かけることができるのでしょう。私たちもそうありたいと思っています。
ここのカメラマンとも仲良しになってしまし、ついでに結婚式のカメラもお願いしてしまいました。彼も、オフの日に行ってあげるよ、と快諾してくれ、これで式のカメラマンの問題は解決!
ちなみに、「王開」では日本のパスポート向けの写真も撮ってくれます。8枚で30元なので、日本で撮るよりも安いかも。ちゃんと専門のカメラマンが撮影してくれますし、デジカメのデータもCDに焼いてもらえます。