2007年03月04日

毛蟹を食べると、上海蟹なんか食べられない。。。

 日本に戻ったときに、堪能したいのがやっぱり「海鮮」。
 今回も食べるチャンスがありました。

 実家の近所でも、安い毛蟹が売られていました。1匹なんと980円。これは安い!
 毛蟹は身が詰まっているし、蟹味噌も楽しめる蟹です。ボリュームもあり、一人一匹食べると、お腹が結構いっぱいになります。

 上海にやってきて、上海蟹を食べようといろいろ「商業ベース」での盛り上がりが見られますが、正直私も少し食傷気味。上海蟹で1匹100元、200元も出すのなら、日本で蟹を楽しんだほうが安くておいしい。。。

 毛蟹、上海でも売られ始めています。まだ食べる人は少ないけど、中国人がこのおいしさに目覚めたら、あっという間に価格が高騰しそうで怖いです。


 

この蟹、2つあわせて人民元に換算すると200元ほど 中国では考えられない安さ!


 ところで、実家のスーパーで、買い物をする奥様方を観察していたら、やたら

「これは中国製だからやから、買うのやめよう。」

 という声が聞かれました。

 ああ、ここまで中国製品は嫌われているのだと、ちょっと悲しくなりましたが、それが日本の消費者の心理なのでしょう。

 日本の消費者の目は、景気回復(格差化?)とともに、確実に変わりつつあるような実感を受けました。安いだけじゃだめです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類