2007年03月17日

結婚式の準備で大忙し

 来る結婚式の準備で、今日は大忙し。日本からは上海見物を兼ねて親戚が大挙してやってくることになっているし、こちらも車の手配などで準備に追われました。

 彼女の親戚が、ほとんどマイカーを持っているので、ぜひ結婚式当日に使ってほしい、と次々に申し出があり、あらかじめ予約していたバスをキャンセル。彼女いわく、こういうときは申し出を断ることのほうが失礼なのだそうです。

 ホテルで披露宴を行うといっても、中国の結婚は基本的に自宅で行うのが慣例。これは、過去の日本とよく似ているのではないでしょうか。そのため、結婚式前日は、家での準備があります。

 たとえば、お花を飾ったり、「喜喜」のシールを貼り付けたり、親戚一同が自宅に押し寄せてくるので、そのための準備をしなくてはなりません。でも、お互い様ということもあり、彼女の親戚には非常にお世話になりました。

 ホテルで披露宴をする際も、結婚式の場合は飲み物の持込を許しているところがおおいため、私もディスカウントショップで飲み物を大量購入。こういったところは、中国では非常に融通が利くのでうれしいです。

竜陽路の花木市場で買った胡蝶蘭


 あと、「喜糖」とよばれる、結婚式のお返しも準備。これは、式に来てくれた人意外にも、職場の同僚などにも配るものです。チョコレートが一般的です。日本のように、たくさんのお返しをするという習慣は上海ではありません。その代わり、今度式に参加することがあれば、相応のお返しをするというしくみ。考えてみれば、合理的ですよね。

 こういった小物のアイテムは豫園に行けばそろいます。

 本当は、結婚式が始まる前に、新郎が新婦を迎えにいく習慣があるのですが、私たちは省略。上海でも、結婚式のしきたりはどんどんと簡素化されているようです。ただ、式や記念写真はどんどん豪華になっているようで、経済の発展と密接に関係があるのでしょうか。

豫園で買ったきり絵、こういった小物は豫園で安くそろいます
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類