市場に出かけると、いろいろな果物が出回るようになりました。
春到来ですね。
いまの時期、上海で旬の果物はマンゴーとパイナップルではないでしょうか。イチゴも出始めていますが、まだまだ価格も高く、本格的に流通していません。
果物の話題となれば、注意しなければならないのが、ワックスと成長ホルモンと農薬の問題です。もちろん、これらは世界各国で公認されている方法といえばそうなのですが、薬品以外に業者が勝手に他の有害物質を混ぜてることが多く、やはり消費者からすれば注意して購入しなければなりません。
たとえば、イチゴ。水洗いを十分にして、さらに水に浸けておくというような手段は、上海人の家庭では当たり前ですが、買うときにも妙に大きなイチゴで、値段の極端に安いものは要注意です。中には、薬の影響で、イチゴの中が空洞のものもあり、それらは間違いなく成長促進剤などを使っていると疑ってよいでしょう。
果物の表面に使われるワックスも、場合によっては問題ありです。一般にワックスを使えば表面がきれいに見えますが、ワックスに禁止された殺虫剤などの薬剤をまぜている可能性も否定できないからです。ワックスを使えば、果物表面の通気性を阻害するため、業者にとっては果物を長期に保存することができるというメリットがあります。
結局、季節の果物、さらに外見も不揃いな個性的なものをしっかりと洗って(皮を剥いて)食べるのが、一番安全ということでしょうか。
2007年03月20日
果物の季節になりつつあるが。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類