2007年04月24日

日本語Acrobat 8 で中国語を表示させる方法

 簡単なことなのですが、ちょっと手間取ってしまったので。。。。


 Acrobat 8.0の日本語版で、中国語を表示させようと思ったら、ページが真白。ああ、フォントがないんだ、と思いつつグーグルで検索してもお馴染みのフォントパックが見つかりませんでした。

 そこで、Acrobat 8.0のヘルプで検索すると、


「Acrobat のほとんどすべての機能は、日本語、韓国語、繁体中国語および簡体中国語のテキストに対応しています。

アプリケーションおよびシステムで自動的に日中韓言語テキストがサポートされます。

Windows では、カスタムインストールを使用して日中韓言語サポートファイルをインストールし、「Adobe PDF の作成」および「Adobe PDF を表示」の下の「日中韓言語サポート」のオプションを選択する必要があります。

 


とありました。

 要は、中国語(簡体字・繁体字)を使う環境にある人は、初めからカスタムインストールして、中国語や韓国語のフォントをインストールしなさいということでした。

 すでにAcrobat 8をインストールしてしまった人は、インストールCDを挿入すれば、、「Adobe PDF の作成」および「Adobe PDF を表示」の下の「日中韓言語サポート」のオプションを選択」にまでたどり着けます。

 くそ、30分無駄にした。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年04月23日

欧米と上海の航空便がすごく混んでいるらしい

 上海にこう長くいると、各業界にいろいろな中国人の友達ができるものですが、今日は中国でも指折りの大手航空券代理店の副総経理と久しぶりに会食しました。
 中国政府中央の要人のチケットの手配もする規模の会社で、彼と話をしている最中も、某要人が視察旅行に出かけるので、車から航空券の手配まで全部依頼されていました。

 てっきり、こういう仕事は政府の秘書がするのだとおもっていたのですが、こういう代理店が手配をするのですね。
 定期便でファーストクラスがない飛行機だったら、お金を積んでもファーストクラスのある飛行機に変えたりもするそうで、とにかくトラブルがないように最善の準備で臨むとのこと。

 彼とももう10年来の仲。大学を卒業して駆け出しのころから、今の副総経理に上り詰めるまで、中国語でいう「細水長流」的な交流を温めてきました。

 その彼が、最近の航空券マーケットについて、こう言っていました。

「上海から欧米を結ぶ便がとんでもない混雑だ」と。

 チケットの値段の交渉をする前に、まずチケットがあるかどうかが大きな問題で、値段は二の次。

 原因は、ゴールデンウイークではなく、どうやら北京オリンピックらしい。
 
 欧米の企業では、北京オリンピック前後は航空券もホテルも値上がりして、中国に行きにくくなると予想し、それまでに会議など重要項目を前倒しに済ましているそうです。そのため、直行便を中心に、欧米線がかつてない混雑ぶりで、軒並み満席となるとびっくりしていました。

 確かに、最近特に上海の街で見かける欧米人が多いような気もします。2008年のオリンピックのころになれば、航空券ももっと値上がりし、とても今のような値段では買えないだろうと予想していました。

 中国人もお金を持ってきましたし、航空機の移動もなにも珍しいものではなくなりました。経済力が強くなり、中国人の旅行が解禁になってくると、ますます空の便が混雑するでしょうね。

 労働節の連休になったら、中国人が大挙して海外旅行。海外の観光地も中国人でいっぱい、というような時代が、近いうちに現実となるかもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年04月22日

上海モーターショーに行ってきて

 今、上海新国際博覧中心で上海モーターショーが行われています。2年に一度の大イベントで、私も上海に来てからほぼ毎年見に行っています。

 当の本人は、一生マイカーは買わないと強く心に決めているのですが、こういうイベントを見に行くと、心が動いてしまいますねえ。

 そのためにも、免許はとらないと決心しています。

 もちろん、私も車は好きです。もともとメカをいじくるのが好きで、鉄道を含めて乗り物全体にはなにか心惹かれるものがあります。

エントランスではいきなりジグザグに歩かされます


 上海モーターショーも変わってきました。
 車種が驚くほど増え、車にはつきものの「美女」のレベルもすごく向上しました。今年は西洋人のモデルもたくさん見かけました。
 このあたりはうちの編酋長にコメントしていただくとして、今年のモーターショーを見た感想を。

相変わらず、BMWやベンツのブースはすごい人だかりでした。日本人の「いつかはクラウン」と同じように、中国人は「いつかはBMW」を夢見ている人が多いのかもしれません。

 それとは対照的に、上海のVWのブースは、今年はなぜか活気がなかったです。それも時代の流れでしょうか。一昔前、上海VWの出す新車に、人々が注目していたのもまさに「栄枯盛衰」なのでしょうね。

はい、ポーズ


  こんな狭い上海で、BMWの7シリーズを一人で運転している人の気持ちは今一つ理解できなのうですが、でもメンツが大事な中国人にとって、BMWやベンツほどメンツを立ててくれる道具はないのではないでしょうか。

 地球温暖化が進み、環境破壊がいわれるなか、上海の高架道路の大渋滞で高級車を一人で乗っている人をみると、私も気分がいま一つ芳しくない。私はせっせと自転車に乗って環境保全に協力しているというのに。。。

 個人的には、内環状線以内に乗り入れるマイカーをもっとガンガン制限するとか、マイカーを持った人の税金を高くするとか、とにかく車への消費熱を醒めさせてほしい願うまでです。さらに、交通ルールを十分に理解できない人たちに、マイカーを運転させるということは、殺人鬼的行為で怖い話です。

 なんせ、上海は車優先の社会ですから。強いものが何でも一番。。。

 頼むから、高架道路の出口を間違ったといってバックしないでほしいです。

挑発的ポーズか?


 でも、産業を活発にするには車を売らなければなりません。いわば、20世紀の経済発展モデルが、この中国で本格的に軌道に乗り始めている以上、マイカーが増えるスピードを止めることはできません。

 詳しいことはまた特集にでも書きますのでお楽しみに。

【データ】第12回上海国際汽車工業展覧会
  2007年4月22日〜28日 9:00~18:00(最終日は午後3時で終了)
  上海新国際博覧中心(竜陽路2345号)
入場料 100元

透明の密閉ボールの中で踊るダンサー、酸素は大丈夫??
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類