2007年04月04日

中国のDELL(戴尔)でパソコンを注文する

 いよいよ私が書斎で使っているディスクトップが悲鳴を上げだした着たので、新しいメインパソコンを買い換えることにしました。
 
 インターネット屋や物書き、研究をしている限り、パソコンは必需品だし、私もこれには極力お金を惜しまないようにしています。ここでケチると、あとでえらい目に遭うから。

 上海ではいつもパソコンは自作にするのだけど、今回はやめました。理由は、上海の小売店が信用できないから。不良品掴まされて、商売道具がちゃんと動いてくれなければ、これはもう他人事ではありません。そこで、趣味の領域に入ってしまう自作は今回はやめて、中国ではじめてDELLの製品に手を出してみました。

 日本では通信販売でパソコンを買うことはよくやりましたし、私の今使っているノートパソコン3台はすべて通信販売で買いました。でも、中国でのパソコンの通販ははじめての経験。

 まずは、中国のDELLのホームページを探しました。デルのサイトを探しだし、製品をセレクトしました。日本では当たり前なのですが、自分でスペックを比較的細かく選べるのもデルの魅力だと思います。中国のLenovoなどのパソコンも研究しましたが、やはり選択という点ではダメでした。

 ネットで申し込む前に、やはり電話で確認したいのが消費者に心理。フリーダイヤルでのオペレーターにはすぐにつながり、スイスイとことが運びます。結局、面倒なサイトでの注文はせずに、オペレーターが手続きを代行してくれました。注文書はPDFでメールで送ってもらって確認。

 今回の目標は、中国語のOSでは不便なので、日本語での表示もできるWindows Vista Ultimateが使えるパソコン、CPUはCore(中国語で酷尔)2 Duo以上、メモリは2G、ビデオカードは独立していてメモリは256MB以上、HDDはバックアップが必要なので、250G+150Gの2枚装備させ、液晶画面は22インチ以上とまあ、私が持っているパソコンの中では一番スペックが高いものにしました。

 こういった要求を満たしてくれるメーカーは、結局中国ではデルしかありませんでした。また、1年保障ばっかりの中国で、3年保障をつけてくれたのもなかなか。中国のパソコン業界も変わったものです。

 

 デルのオフィスは、厦门にあるようで、電話口にでたお姉さんは福建系(台湾系?)の普通語でした。それとすぐに分かります。なかなかレスポンスが早く、電話口での応答にはかなり好感が持てました。メールを書いて質問をしても、1分としないうちに返事が返ってくるところもよかった。

 ただ、支払いは海外のクレジットカードではできないので、銀行振り込みになりますが、安全のことを考えたらそれのほうが妥当かもしれません。中国のサイトでは、心理的にクレジットカードを使いたくないなあ、と思う今日この頃なのです。

 HPから、私のパソコンの製造状況、輸送状況もすべて確認できますし、荷物の到着時期も、携帯電話のメールに連絡がありました。この週末に着くようです。

 こういった中国のサービスですが、10年前と比較するともう雲泥の差です。

 あとは、この週末に届くパソコンを楽しみに待つだけ。。。

 DELLは中国での個人向け通信販売に苦戦しているという話を聞きました。買ってもすぐに手元に商品が届かない、現物がわからない、とういうのが中国の消費者に受け入れられなかったからとか。それでも、5日ぐらいで商品が届くのだったら上々でしょう。

 さあ、あとは品質さえよければ、合格点をあげますが。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類