2007年04月07日

Acrobat 8 でPDFを作って発生した文字化け

 Vistaの環境が整って、仕事を始めましたが、やはりいろいろな問題がつきものです。これら問題は、いつか直面することになるので仕方がありませんが、とりあえず今日、解決したものをいくつか。

 まず、WINDOWS VISTA Ultimate(中国語版を日本語化)で動くWord 2007(日本語版)にAcrobat8(日本語版)をアドインさせたら、日本語の文書が全部文字化けしてしまいました。この文字化けは、不思議なもので、なぜか中国語簡体字では発生しません。中国語のフォントの問題かとも思いましたが、そうでもなさそうです。

 AdobeのHPなどでも確認しましたが、まだ対処方法はだされておらず、途方にくれていろいろ試行錯誤していました。

 ちなみに、Excel 2007から中国語、日本語でPDFをつくっても文字化けしないし、過去にAcrobat5で作った日本語PDFもAcrobat8で文字化けしませんでした。

 そのうち、原因がわかりました。すなわち、Wordで使われているMS−明朝のフォントが原因だったようです。これをMS−P明朝に切り替えると、文字化けがなくなりました。
 まったく、ちょっとしたことなのですが、ああ、また時間を無駄にしてしまった。


 すなわち、MS−明朝で送られてきたWordの文書(たいていの日本語文書はこの形式)を、一度全文をMS-P明朝に変換して、そしてアドインでPDFに変換してあげると、なぜか文字化けしません。

 Windows VistaからのJIS改訂やらで文字コードが変わったという話を聞きましたが、それと関係があるのでしょうか。とりあえず、問題が解決したのでご参考までに。

 実は、Word 2007では、PDF作成ソフト「save as PDF」がマイクロソフトのHPから無償で落とせるようです。PDFを作るだけだったら、こちらのほうが便利かもしれません。詳しくは、こちらまで。

 あと、もうひとつのトラブル。IMEに登録していた単語が、入力時にIE7.0上で使えないというのもありました。なぜかWORD上では使えるのに、ブラウザでは使えなく、かなり不便していました。こちちらは、ブラウザの設定を変更すれば使えるようになりました。どうやら、「信頼済みサイト」として登録しないと、IMEに登録された単語はIE上では使えないようです。Vistaでの安全対策の一環ということです。

 こちらは、ツール→インターネットオプション→セキュリティーで「信頼済みサイト」の登録ができます。

 安全対策と名付けて、どんどん煩雑化するOS。もっとVISTAもかしこくなってほしいと願うばかりです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類