確かに、中国の新幹線には16両編成中に2編成しかグリーン車がなく、しかも新幹線タイプの上海南発杭州直通列車は3往復に減便。(D653,D663,D673)普通の列車ならたくさん走っていますが、やはりここは新幹線に乗りたいのが人情。
チケットの争奪戦が激しいようですが、結局杭州までの行きは普通車、帰りはグリーン車になりました。日本人の想像を絶するようなグリーン車の利用率です。いつ乗っても満席ですからね。
ついでに、5月2日午後2:00に復興公園で行われる小野リサさんのボサノバのコンサートチケットも買いました。こちらは、東方演芸有限公司(021-52921234)で予約できますし、チケットを指定場所まで配達してくれます。もちろん、威海路755番210室にあるチケットセンターでも直接買うことができます。
連休中の楽しみが一つ増えました。180元〜からあり、まだチケットも大丈夫なようです。
ところで、中国がいよいよ時速300キロ以上の高速鉄道の製造に着手しました。今回の時速200キロ高速化で、かなりの技術を会得できたようです。その結果、いまの新幹線「はやて型」のCRHで10時間(9時間59分)かかっていた北京-上海が将来的に5時間台に短縮されます。そうなると、経済効果は大きいでしょう。少なくとも、飛行機から流れてくる乗客はかなり多いはず。北京行きの列車は虹橋空港が起点となります。
4月18日でのスピードアップで、いろいろな人がCRH。和諧号についてコメントしていますが、やはり揺れが気になるようです。私も時速160キロの段階で思いましたが、東海道新幹線のような安定した路盤をキープするには、日本ならではのきめの細かさと技術が必要なのでしょう。
それでも、欧米人のインタビューとして、「はやて型」CRH和諧号の内装が素晴らしく、中国の鉄道技術もここまで来たかと絶賛していました。それりゃ、日本で使われているものですからね。
最近、フランスのTGVが時速500キロを超える世界最高時速を記録しましたが、中国もそろそろこれに意識しだしているようです。
次の上海-北京間では時速350キロ運転を目指しているようですし、そのうち、中国が高速鉄道世界一の速度達成、とニュースにのる日が来ることでしょう。とにかく「世界一」が好きですから。
ただ、安全第一にお願いしますね。