ロシアが、またスケールの大きい計画を考えています。
北京からニューヨークまで、鉄道で結んでしまおうというもの。
北京からヨーロッパなら陸続きなので理解できますが、ニューヨークならトンネルを掘らないといけない。というわけで、地図を見るとアラスカのベーリング海峡に長さ103キロのトンネルを掘るようです。総工費120憶米ドル。工事にかかる時間は10年〜15年ほど。
ロシア側の話では、中国もこの計画に参加するようで、夢のような話が夢でなくなってきたました。
中国で報道された記事をよく見てみると、どうやらロシアの思惑がいろいろあるようです。
豊富なシベリアの石油資源を、パイプラインを通じて直接アメリカに輸出し、運送コストを大幅に削減しようという魂胆が見えています。
これからの時代、やはりエネルギー資源を持っている国が強い。
それでも、北京発ニューヨーク行きの鉄道なんて、夢があるなあ。
2007年04月20日
北京発ニューヨーク行きの鉄道が実現するかも
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類