ボサノバの小野リサのコンサートが、上海の復興公園でありました。
私が聴いたのは、14:00からの部。
もともとこの公演なかったのですが、追加公演になったとかで、小野リサの中国での人気は並々ならぬものであることがわかります。
復興公園と音楽とはいま一つ結びつかないのですが、なんと会場がテントの中とかで、どのようにステージを組むのか興味しんしんでした。
どれほどの客が入るのだろうと心配もしていたのですが、実際にはやはり大入り満員。小野リサの人気が、上海でもこれほどあるのかと正直驚きました。
さすが、海外でも活躍している小野リサだけに、英語は堪能。日本人のアーティストとしては珍しく一切日本語をしゃべらず、英語と中国語の「謝謝」で聴衆とコミュニュケーションをとっていました。観客の反応も上々で、かなり盛り上がったステージになりました。
途中、あまりにも歌声が心地よく、不覚にも眠くなってしまいそうでしたが、最後の「夜来香」をボサノバ調に歌いあげ、中国人の聴衆と大合唱となったのは印象的。
想像以上に中国人の心をつかんだのには、本当に感動しました。
ただ、あえて言うのならステージ自体の設計がいま一つ。これは、完全に主催者側の問題でしょう。小野リサの歌声を、野外ではなくちゃんとしたステージで聴きたかった。
さらに、チケットの値段も屋内ステージに匹敵するレベルなのだから。致命的なのはテントで風通しや音響が極めて悪く、暑かった。。
むしろ、チケットの値段を上げても、もっと小さい会場でやってくれたほうがムード盛り上がるのにと残念な思いをしましたが、私の妻ともども、しっかりと楽しめました。
2007年05月02日
復興公園で小野リサを聴く
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類