久しぶりに花木の市場へ出かけました。このところ、忙しくて近くの市場やスーパーで用事を片付けることが多かったのですが、週末ぐらい大きな市場に行って、上海の食べ物の変化を観察しなくてはなりません。
自宅から市場までは世紀公園の中を横切っていくと、歩いて40分ぐらいでつきます。
なぜ、自転車を使わない?
そうなんです。スイカを2つほど買って帰ろうと思って、歩いて行きました。
色とりどりの花が楽しめた世紀公園ですが、今度は果樹が実をつけ始めています。ざっとみただけでも、柿、リンゴ、ミカン、梅など。
ただ、今が旬のびわは採られてしまったのか全部なくなっていました。残念。
桜花路の市場でも、そろそろ初夏の果物が顔をのぞかせています。
6月末から7月はじめにかけては、南匯の桃も登場することでしょう。いつもの農家に問い合わせたら、もう少ししたら桃狩りにきてもいいよ、と連絡があったので楽しみにしています。
上海のこの時期の果物は、まずビワがおいしいですね。
黄色の皮が鮮やかで、多少虫にも食われていますが、みずみずしいです。
そのほか、揚梅と呼ばれるヤマモモが出始めています。ヤマモモは、真っ赤かの実で、うまく食べないと服を汚してしまいますが、ちょっと酸味がありこれもおいしい。
ライチもいいのが出始めています。
スイカも今年は例年よりも甘いのに当たっているように思います。温暖化の影響で、暑い時期の果物にとっては、うれしいのかもしれません。
夏野菜としてよく食べる、ヘチマ・ひょうたんも市場で並び始めました。いずれも利尿作用があり、体の火照りを和らげてくれる野菜です。中医学の生薬でも使われます。今日、買って帰りました。
今日は、太刀魚がいつもより新鮮でしたので、買って帰りました。
今豚肉が高騰して、上海市民の間でも魚介類に人気が集まっています。コンビニの弁当などでも、豚肉から魚を使ったメニューを使い始めていると聞きますし、この影響はしばらく続くかもしれません。バイオエンジンの関係で、穀物が急騰しているのが原因だそうです。
人の食べ物を削ってまで、車を動かすのに必死になっているアメリカ。この姿勢には非常に疑問を感じますね。
ブッシュもバイオエンジンに積極的になっていますが、それでも新車が増えれば排ガスは間違いなく増えるのであって、根本的な解決にはならないのです。