全く広東人の胃袋がすごいというか、性懲りもなくというか。。。
洞庭湖でネズミ(田鼠)が大発生して、とんでもない事態になり、農民や政府が駆除に大忙ししている最中、広東省などでネズミ料理が復活しているようです。上海のメディアが伝えています。
SARSのハクビシンで懲りたはずなのに、洞庭湖で大量発生したネズミをとらえて、広州で売買するというのだからすごいものです。
もちろん、広州市では法律で野生動物の食用を禁じているはずなのですが、食欲の衝動には勝てないということでしょう。広東人に言わせれば、生きている新鮮なものが一番だそうです。市場では、どこからとなく朝暗いうちから仕入れられていますが、朝6時頃には売り切れているとのこと。
それでも、ネズミ料理は値段が結構高い。レストランでは1匹40〜50元が相場で、さまざまな料理方法があるようです。中でも紅焼がおいしいそうですが、私はごめんです。
以前、ウサギを使って実験したとき、その死体の処理をしようとしたら、ウサギの肉を引き取るという研究員がいました。死体処理をしてしまうなんて、もったいないと。翌日彼に聞いたら、本当に胃袋の中に入ってしまったそうです。確かにちゃんとした実験用ですから、検疫なども問題ないはずです。実は、中国でも、実験用のウサギは高価な動物なのです。。。
2007年07月13日
ネズミ料理が復活??
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類