2007年08月29日

忘れた頃に連絡がくる

 携帯電話にいつもかかってこない電話番号がかかってきました。

 誰だろうと電話をとってみると、懐かしい声が聞こえてきました。

 昔、病院でインターンしていたときに私を指導してくださった針灸科の主任。本当に懐かしい声でした。まさか、私のことを覚えておられるとは。。。

 今から6年ほど前の話です。私たちはグループでインターンをしていたのですが、うちの6人グループはなかなか個性が強烈だった。日本人は私1人で、あとは全部中国人。

 うちのメンバーの1人の女の子は、カッピング(吸い玉)治療をしているときに、アルコールランプの火を過って治療室のカーテンにつけてしまい、カーテン全焼。。。。後にも最後にもカーテンを燃やしたのはこれっきりで、主任にとっても忘れられなかったらしい。

 ましてや、当時インターンしている日本人というと、病院で私ぐらいしかいなかったので、なんだかんだと目立っていました。

 今回、私を思い出してくれたのも、上海で最も大きいピザチェーン店の老板のお母さんが実は上海にいて、この主任が当時から彼女のホームドクターをしていました。私も家に招かれたことがあります。非常にでかい家でおったまげましたが。。。

 今でも付属病院へ治療に通っていて、ふと私のことが話題になり、電話をかけてみようということになったようです。

 最近の近況を報告すると同時に、一つ大切なことを忘れていたことを思い出しました。

 「結婚式のチョコレートを配っていない。。。。」

 というわけで、後々まで言われてしまうことになるでしょう。

 結婚式の時に配る喜糖は、小さなものですが、ちゃんと配っておかないと後々まで責められます。

 中国人とのつながりは、このような師弟の関係にもかかわらず、どことなく電話がかかってきます。ちょっとしたことだけど、電話をもらった私からしても非常に嬉しい限りです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年08月28日

上海、いま旬の果物

 皆さん、日頃果物を食べていますか?

 確かに農薬は怖いけど、人間として健康に生きていくためには、果物を食べないわけにはいきません。極力皮をむく果物、害虫がつきにくい果物を選ぶのがコツです。

 例えば、ブドウは私もあまり食べません。日本の実家にブドウの木があって、しっかりと農薬を使わないと、すぐに虫に食べられてしまうことを見ていたからです。でも、スイカなんかは結構ほったらかしにしてもしっかりと収穫できていましたから(大きくないですが)、地下水の問題を除けば比較的安全かも。ただ、土壌の心配もありますよね。

 これは、日本で家庭菜園とかやっていても同じだと思います。特に、休耕田を畑にしてしまったところだったら、同じように化学肥料や農薬の問題があります。なかなか田んぼで全く農薬を使わないというところはありません。中国人の間でも、田んぼの土はよくないという話をよく耳にします。

 でも、私は中国に来てから、果物を食べる量が格段に増えました。1日のうち、朝か夕方には必ず食しています。特に、中国では、旬の果物が楽しめます。国土が広いだけに、いろいろな所から果物が供給されるので、見ているだけでも非常に楽しいものです。

ハミウリ(写真を撮る前に切ってしまいました)カボチャじゃないです


 では、この時期おいしい果物はなんでしょうか?

 昔の人はよく言ったもので、立秋を過ぎると、スイカの味は格段に落ちます。当然、収穫量も減るわけですが、そういえば私も毎日のように食べていたスイカは食べなくなりました。今この時期にスイカを買っても実の入りが悪いというか、あまりおいしくないのです。

 その代わり、増えてきたのが哈密瓜(ハーミーグゥアー)です。日本語でいうとハミウリになります。うちの近所では1個30元前後。スイカよりもやや高め。特産地は新疆ウイグル地区です。その昔、皇帝にも献上されたという代物です。

 とにかく非常にでかくて、持って帰ってくるのに一苦労しますが、この時期に食べるハミウリは、甘さがほどよく、味はメロン。シャキシャキっとした歯ごたえがいい感じです。キンキンに冷やしてかぶりついてます。意外と日本ではあまりお目にかからない品種だと思います。

 大きいですが、水分がスイカより少ないので、結構ガブガブといけます。

 まだ残暑が厳しいですが、皆さんも如何?
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2007年08月27日

今晩は餛飩作りに励む

 ワンタンで漢字変換したら、雲呑とでてきました。ということで、上海で食べられている餛飩は、やっぱりホントンと言わなければならない・・、というのは私のちょっとしたこだわりでして、今晩は妻と餛飩を包みました。

 ちなみに雲呑は主に広東エリアや香港で食べられるものですね。上海ではどちらかというと小餛飩に近い。今日私たちが作ったのは、餛飩です。

 餛飩作りで一番面倒なのが、野菜を切る工程。これは、私の性格に合わないので、妻にお任せ。さすがに手っ取り早い。私はというと、もっぱら皮に包む係。

 餃子と違って、餛飩の皮を自分の家で作る家庭はいまやほとんどありません。ということで、できのいい皮を仕入れてくることは、結構大切です。今日は、楊高路にある農工商スーパーでかった皮。厚さと水分もほどよく、いい餛飩ができました。

 餛飩包むのは、私は大好きです。無心になれるというか、集中できるというか。

 あっという間に餛飩の皮がなくなりました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類