2007年09月19日

大人のおもちゃ・・・、いや仕事道具だ!

 最近のブログの写真をみてお気づきの方もおられるかもしれません。

 実は、先日日本に戻ったときに、デジカメを買い換えました。
 今まで使っていたのはFUJIのS9000。2年ほど前のこの時期に購入したのですが、最近執筆などで写真を使うことが多くなり、明らかに力不足。そこで、思い切って一眼レフに再度戻ることにしました。

 再度、というのも、一眼レフを使うのは2回目。98年に上海エクスプローラーが始まった当初は、初心者向けの一眼レフF60でサイト用の写真をとり、さらにキャノンのスキャナで読み取らしいた時代もありました。イヤ〜懐かしい。

 ここで味をしめたのが、あの「バシャ、バシャ」というシャッターの音。重量はめちゃくちゃ重いのですが、現像したときの鮮明さに感動し、どこへ行くときも持ち歩いていました。

私のカメラと原稿書きの原点、ニコンのF60 D80で撮影


 その後、しばらくコンパクトデジカメの時代が続きます。仕事柄、デジカメは鞄に必ず入っていて、私にとってはパソコン・取材ノート・カメラと三種の神器の一つです。

 一時は、カシオのEXILIMを使ってみたり、FUJIの何とかというデジカメを使ったり。。。確かに小さいのはいいのですが、やはり写真を撮るという楽しみが感じられない。
 そしてその後であったのが、予算的にお手頃だったのがFUJIのS9000。大きさも手頃で、光学ズームも申し分なかった。だけど、シャッターの音が今ひとつでした。やっぱり、デジタル音では迫力がないですね。

 そして、かれこれ10年。取材や執筆の経験が増えてくると、コンパクトカメラで自分の文章の写真を撮ることが、被写体に対して申し訳なく感じるようになってきました。いや、勝手な自分の思いこみかもしれませんが、もっとその瞬間を美しくとって表現したいという思いが強くなってきました。

 結局、一眼レフのデジタルカメラに戻ってきました。
 ここまで来るのに10年以上かかりましたが。。。

S9000で撮影したD80


 今回、アマゾンで買ってきたカメラはニコンのD80。D200を買うお金もないし、原稿の取材にはこれぐらいがいいかなと思って購入。

 キャノンにするか迷いましたが、1代目の一眼レフがニコンだったため、なぜかまたニコンに帰ってきました。

 私はニコンの重量感と質感が好きです。写真を撮るときに、カメラがある程度重いと、安定してねらえます。

 レンズは手ぶれを強力に抑制してくれるVR機能つきのAF-S NIKKOR 18ー200mm DXです。

 このレンズ、汎用性が高く、D80に組み合わせる人が非常に多いそうですが、実際に使ってみて、私のような中級クラスの写真マニアでも十分に使えています。

 そして、再びあの「カシャ、カシャ」の機械音が復活しました。
 もう、快感です!

S9000で撮影したD80


 それと、このカメラ、ファインダーから見える画像が非常に見やすい。さらに、スイッチを入れてすぐに使える迅速性も一眼レフデジカメの醍醐味ですね。

 これで、一気に撮影の幅が広がりました。瞬間をとらえることが非常に便利です。
 
 確かに、私の取材鞄は重くなりましたが、それだけのものを運ぶ価値は十分にあり、写真に対するコンプレックスと不安がかなり解消されました。その分、財布が軽くなったので、とりあえずは良しとしましょう。

 なんといっても、毎日使う仕事道具ですからね。

 マニュアルを見ながら、しばらく格闘します。

 ちなみに上海でも同じ組み合わせで買うことができます。しかし上海の量販店で買っても、日本よりかなりの割高です。レンズだけでも1000元近い差がありました。

 

D80で撮影した外灘の夜景
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類