2007年09月22日

今晩は結婚式に参加

 大学時代の同級生が結婚したので、結婚式に参加。

 この秋、大学時代の友達を中心に結婚式が多くて、お祝いに数千元単位でお金が飛んでいきます。

 新郎が大学時代の妻との共通の友達で、いま上海で推拿の診療所を開設しています。お父さんが有名な婦人科の老中医、2人の兄がいて、いずれも中医として浙江省で開業しています。

 新郎のお父さんからしてみれば、どうしての医者をしている女性と結婚させたかったようですが、実際は違っていて、家族間でいろいろゴタゴタがあったようです。
 そのためか、新郎のお父さんは結婚式に欠席しました。しかも、彼の兄も2人とも欠席。結局、新郎のお母さんだけは来ておられました。

 なかなか果敢なことをするお父さんだなあ、と感心しました。

 さらに、できちゃった結婚であったのも、不満の理由だったのではないでしょうか。
 新婦のお腹もすでに大きくなっていました。



 式ということで、久しぶりに同級生たちとも再会。
 昔話に話を咲かせました。

 うちは国際結婚だったけど、今のところ妻方の両親ともうまくやっていけているので、本当によかったと思っています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

月餅に対する情熱

  今日、雨の中、自宅の裏にある親指広場へいったら、とんでもなく長い列ができていました。
 だれかスターでも来ているのかと思って行列をたどっていくと、先頭はなんとハーゲンダッツ。

 そうなんです。ハーゲンダッツのアイス月餅を買うために、並んでいたのでした。みんな手にチケットを持っていたので、引換券を商品に換えにきた人々なのでしょう。

 

 上海では勤務先で月餅の現物支給の代わりに、引換券を渡すところが多いです。

 月餅は中国人の文化の一つであり、我々外国人や外資系企業にとっては無縁に見えても、企業の従業員へのそうした心配りが、実は意外と大事であることが分かります。皆さんの会社では、月餅を社員に配りましたか?

 私も今年、お世話をした中国系や台湾系の病院から月餅をいただきました。

 この月餅が、どれだけ大切なのかは、月餅の包装をみればよく分かります。

 上海の某欧米系有名ホテルが、余りにも豪勢な包装をしたために、新聞で叩かれていましたが、そうでなくても立派な箱に入っています。確かに資源の無駄ですが。。。

 

 写真は上海のある病院からもらった月餅。
 なんと、宅急便で届きました。

 メーカーは焼きたてのパン屋で有名なichido(宜芝多)。

 江南地方の蘇式と華南地方の広式の月餅に挟まれて、中に洋菓子も入っていました。さすがパン屋さんですね。台湾系の月餅には、月餅のなかに卵の黄身が入っていることが多い。地域によって、いろいろ特徴があります。

 

 中秋節には、中国では家族や親戚が集まって食事をする習慣があります。

 私も、この週末に妻の実家での食事に招待されています。

 中国の伝統的な文化は、これからもしっかりと受け継いでいってほしいものです。

 しかし、上海の日系の外食産業も、なにかハーゲンダッツに匹敵するような月餅商品を開発してもらいたいですね。

 中秋の名月の文化があるアジアの国の一員として。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類