今日は、太陽がまだ上らない真っ暗の西安のホテルを6:30頃出発し、西安の親戚の行きつけの麺店に仕込みから同行させてもらいました。
朝の西安は冷え込みます。
彼の知り合いが麺店の店主とは心強い。大抵、中国のレストランは知り合いがいなければ、いくらお金を積んだとしても、厨房まで見せてもらえません。でも、今回は実現しました。
感謝感激です!
前日に、西安はサービスなどに問題があると書きましたが、しかし麺はなかなかです。正直いって、いままでの麺巡りのなかで、もっともおいしかったのがこの西安です。
うどんに似た麺の歯ごたえ、香醋を聞かせた麺スープ、豚肉をしっかりと煮込んだ臊子といい、これまで四川省も含めた南方エリアのものとは比較できないなかなかハイレベルな麺が庶民の間で食べられています。
西安エリアでの主食は米ではなく、あくまでも麺です。そのため、家庭でも手軽に麺が作られます。
今回世話をしてくれた西安の私の親戚に話を聞いても、「飯?炊くのがめんどくさい」と言われてしまいました。米飯だったら、おかずを作ったりしなくてはならない、という考え方があるようで、麺だったらそれだけでちょっとしたトッピングをつけることで立派な主食となる、というわけです。
というわけで、西安の地元料理はいかにもシンプルで、四川や広東とは比べものになりません。だからこそ、うまい麺が今も受け継られているのでしょう。
今日は、これから妻の西安の親戚におじゃまして、家庭料理と麺について考察してきます。
戦う街、西安は難しい
西安といえば、日本人にとっても非常に親しみの持てる場所です。兵馬俑やら、街をぐるりと囲む城壁やら、西遊記、シルクロードなども西安のキーワードとなるのでしょうか。
でも、この街はかなり手強い。初めて西安にきての私の感想です。
おそらく、四川省成都から西安に入ったからかもしれません。まず、西安人との接し方に慣れません。妻の親戚が居たので助かりましたが、全体的に外から来たものに対しては、冷たく感じられました。成都とまるっきり正反対です。
おそらく、私がなまじっか中国語をまともにしゃべるのが原因なのかもしれません。
とにかく、街やホテルで頼み事をすると、まず第一声目は、日本語の「だめ」に相当する「不行」が連発。その後、こちらがいろいろ理由をつけると、渋々OKとなることが多い。
そして、あからさまに嫌そうな顔をする人も多い。
西安では今日だけで数件の飲食店を回りましたが、服務員の態度はどこも冷たく、あしらわれているような感じを受けてしまいます。慣れなければ、最悪服務員の顔色を疑いながら食事をしなくてはなりません。
そんなことを、同行のカメラマンと話すと、彼も西安取材したときにもめ事に巻き込まれた経験を話してくれました。西安人の国民性が、ひょっとしてそうではないのかと思います。
たとえば、上海人がなんとか避けようとする争いごとでも、もし西安人ならきっと真っ正面から対決するかもしれません。
つまり、けんかや争いごとをしながら、関係が密になっていく。。。そんな感じがします。
北方人は一般に荒々しくおおざっぱというイメージがありますが、西安あたりまでくると、まさにぴったり当てはまります。そういった人たちを統治していかないといけない中国政府中央は大変なものだと思います。
でも、この街はかなり手強い。初めて西安にきての私の感想です。
おそらく、四川省成都から西安に入ったからかもしれません。まず、西安人との接し方に慣れません。妻の親戚が居たので助かりましたが、全体的に外から来たものに対しては、冷たく感じられました。成都とまるっきり正反対です。
おそらく、私がなまじっか中国語をまともにしゃべるのが原因なのかもしれません。
とにかく、街やホテルで頼み事をすると、まず第一声目は、日本語の「だめ」に相当する「不行」が連発。その後、こちらがいろいろ理由をつけると、渋々OKとなることが多い。
そして、あからさまに嫌そうな顔をする人も多い。
西安では今日だけで数件の飲食店を回りましたが、服務員の態度はどこも冷たく、あしらわれているような感じを受けてしまいます。慣れなければ、最悪服務員の顔色を疑いながら食事をしなくてはなりません。
そんなことを、同行のカメラマンと話すと、彼も西安取材したときにもめ事に巻き込まれた経験を話してくれました。西安人の国民性が、ひょっとしてそうではないのかと思います。
たとえば、上海人がなんとか避けようとする争いごとでも、もし西安人ならきっと真っ正面から対決するかもしれません。
つまり、けんかや争いごとをしながら、関係が密になっていく。。。そんな感じがします。
北方人は一般に荒々しくおおざっぱというイメージがありますが、西安あたりまでくると、まさにぴったり当てはまります。そういった人たちを統治していかないといけない中国政府中央は大変なものだと思います。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2007年10月30日
中国西北エリアは晩秋の風景
相変わらず西安行きのK6次快速列車の中です。
単線の細い線を、16両編成の長大列車が進みます。
しかし、行き違い待ちの多いこと。
でも、急ぐ旅でもありません。紅葉で色づく山々を見ながら、ゆっくり過ぎる時間を堪能します。
いまどのあたりを走っているのだろう?
揚州−成都、上海ー成都の快速列車とすれ違いました。
いま、また小さな街の駅に入線しました。
貨物列車との行き違いのようです。
どうやら陕西省宝鶏についたようです。
西安までもう少し!
単線の細い線を、16両編成の長大列車が進みます。
しかし、行き違い待ちの多いこと。
でも、急ぐ旅でもありません。紅葉で色づく山々を見ながら、ゆっくり過ぎる時間を堪能します。
いまどのあたりを走っているのだろう?
揚州−成都、上海ー成都の快速列車とすれ違いました。
いま、また小さな街の駅に入線しました。
貨物列車との行き違いのようです。
どうやら陕西省宝鶏についたようです。
西安までもう少し!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類