2007年10月21日

ケチくさいバイキング

 大学時代に一緒に机を並べていた台湾系アメリカ人の友達が、いよいよ台湾に戻ることになりました。大学院を修了後、上海の病院でしばらく働いていたのですが、やはり待遇が希望に会わず、1年足らずで帰国を決めました。結婚を契機に、奥さんも養っていかないといけないので、いつまでもこういう生活はしていられないと私も漏らしていました。

 彼はアメリカの大学を卒業し、アメリカのグリーンカードも持っています。だけど、アメリカに暮らすことがイヤで、結局中国に戻ってきて、中医学の勉強をしたのでした。もちろん、英語はぺらぺらで、私も英語の練習をかねてお世話になったものです。

 私も、彼にアメリカでがんばったらどう?と薦めたこともありましたが、アメリカの経済の停滞と、住みにくさがイヤだと言っていました。これだけは、個人差があるのでなんとも言えません。

 

 今日は久しぶりに奥さんを連れた彼と一緒に徐家匯で食事をしました。奥さんが完全菜食主義者でニンニクも食べないというわけで、徐家匯美羅城のある菜食レストランへ。

 見た目は非常にきれいなレストランで、外にはお昼食べ放題20元と書いてあります。ところが、下に小さな字で月曜日のお昼だけとあった。
 これだけで、なにか怪しいなと思いつつ、テーブルに書いてあるバイキングの説明をきると、なんと制限時間は40分で、かつデポジット100元が先に徴収されるというシステム。

 べつに腹一杯食べるつもりではないけど、40分というのはきついなあ。せっかくの会食なのに、制限時間に追いまくられるし、40元程度バイキングで一人100元というデポジットも気にくわない。そもそも、残り物を出したら弁償させるための対策らしい。

 結局、普通にメニューを注文することにしました。
 ただ、量の少ないこと。40元のパスタを注文したのに、いくらゆっくり食べてもすぐになくなってしまうほど。野菜ばっかりだから、コストは安くつくはずなのに、この40元はかなりたかい。

 こんな制限ばかりのバイキングは、ちっともバイキングらしくない。だったら、バイキングをやめて、注文方式だけにすればいいとも思いました。

 ちょっとかわったおしゃれなベジタリアンの店でした。

 友人にここの経営者は何人?と聞くと、やっぱり「台湾人」らしい。台湾人の大陸でのビジネスは、往々にしてこういう傾向がありますね。

 ほら、広告などに書いてることはすごく「お得感」があるのに、実際はちっともお得ではないというイメージ。金銭的に非常に細かい彼らの文化が出ているのでしょうね。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

OUTLOOKで中国携帯住所録を管理

 携帯を乗り換えると大変なのがアドレス帳の移転作業。

 日本みたいに、携帯ショップにいって移植をやってくれるようなサービスは上海にはないので、結局自分で一つ一つ打ち込むというのが関の山でした。

 4年前にNECに乗り換えた頃、USBでパソコンにつなげるということができるようになり、感動。しかし、まだ日本語のOUTLOOKでは文字化けの問題が解決しませんでした。仕方がなく、NEC携帯添付のソフトでアドレス管理をしていましたが、これも不完全でかなり不便。

 今回、ソニエリのP1cに乗り換えたら、なんとアドレス帳も中国語と日本語の表示が可能。しかも、OUTLOOK 2007のアドレス帳やスケジュール管理が、日本語でもすべて携帯で管理できるではないですか!これはかなり便利です。
 もちろん、中国語の同期ソフトもVista対応だし、日本語Vistaでもソフトの中国語表示が文字化けを起こしません。すばらしい!

 つまり、将来携帯を買い換えても、携帯をなくしても、パソコンになかにデータを預けておける。技術の進歩に感動しました。

 というわけで、昨夜は古い携帯にはいっているアドレス帳約300人分をパソコンに入力しました。肩が凝りました。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類