2007年10月24日

中国の親友たちに助けられる

 今週末からあのラーメンの一風堂の河原社長と、再び中国各地のラーメンを食べ歩く仕事が入っているのですが、今回は中国西北エリア。しかも鉄道を使った移動で、社長にはさらに中国の庶民らしさを感じて欲しいと思っています。

 そこで、今回は、ちょっと趣向を変えて、各地の中国人が家庭で食べている麺料理も見てみようということで、単にレストランで食べるだけでなく、庶民のラーメン店や家庭の台所までに入ってみよう、と考えました。貴州省を取材にいったときも、成果があったのが、やっぱり庶民の台所でしたから。そこには、本物の食文化が残っているのです。

 ただ、言ってみれば、簡単なことなのですが、実際やってみるとなるとなかなか大変で、中国各地にどれほど頼りにできる友人たちがいるかということがポイントになります。中国でも、当然見知らぬ人を、そう簡単に台所にあげてもらえない。

 買ったばかりのソニエリP1cの携帯電話のアドレス帳を見ながら、そういえば彼は○○の出身だったよなあ〜とか思い出し、中には5年ぶりに電話する、とかいうようなこともありました。さらに、鉄道での移動はチケットの確保が大変。上海では買えないことが多いのでどうしても現地の親友にお願いするしかないのです。

 でもなんだろう、日本の古い友達に電話するよりも、ずっと気が楽で楽しい。一回や二回しか会ったことがなくても、すごく気さくに話ができちゃうのです。敷居が低いというか、フレンドリーというか。

 中国で持つモノは、やっぱり親友。今回のケースでも、本当にいろいろお世話になりました。もちろん、彼らが上海に来ることがあったら、今度は私の出番。そうやって、友達のネットワークが広がっていくのです。

 中国の文化では接待ということが、非常に大切で、これが仕事だけでなく、人と人とのコミュニュケーションを図る根本なんだと実感させられます。人の多いところだけに、交流がなおさら大切なのでしょうね。

 感謝、感謝!

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類