2007年10月25日

ブタの毛抜き

 日本の台所にはまずない道具でしょうね。

 昨日、南京東路の張小泉の刃物屋さんで買ってきました。ブタの毛抜きです。

 中国の豚肉は、皮がついたまま売られていることが多く、皮のままブタの角煮などをつくると、非常に美味しいのですが、よくブタの毛が皮に残っていることがあるのです。

 その毛を抜く専用の毛抜きが刃物屋に売っているというので、さっそくゲットしました。

 ブタの毛以外にも、鶏など鳥類の毛も抜けそうです。

 え、人間の毛も?

 どうやらいけそうですね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

いよいよ膏方を処方する季節

 寒くなってくると、例年私たち中国の中医師が忙しくなってきます。

 冬至から服用する膏方の処方が始まるからです。

 膏方とは、江南エリア独特の中医文化で、来る春に備えて、冬のうちに体のバランスを整えるための膏薬なのです。言ってみれば、生薬を濃縮したもの。

 というわけで、今週から来年1月ぐらいまで、師匠について週2回処方や処方書きのお手伝いに励みます。最近、若い人の間でも膏方が人気で、うちの師匠のように、有名になると処方を書いてもらうのも予約が大変です。

 しかし、今日の午前中の一般外来も大変だった。
 かなり声がカラカラになってしまいます。本当に、中国人は声がデカイ!

 生薬を巧みに使うことにより、だんだんと調子を取り戻してきてる患者さんに会ったりすると、私も嬉しいものです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類