2007年10月30日

中国西北エリアは晩秋の風景

 相変わらず西安行きのK6次快速列車の中です。
 単線の細い線を、16両編成の長大列車が進みます。

 しかし、行き違い待ちの多いこと。

 でも、急ぐ旅でもありません。紅葉で色づく山々を見ながら、ゆっくり過ぎる時間を堪能します。

 

 いまどのあたりを走っているのだろう?

 揚州−成都、上海ー成都の快速列車とすれ違いました。

 いま、また小さな街の駅に入線しました。
 
 貨物列車との行き違いのようです。

 どうやら陕西省宝鶏についたようです。

 西安までもう少し!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

成都→西安の列車の中で

 成都20時50分発のK6次列車の中で、ブログを書いております。夜は明けました。
 山の中をガタゴトと列車は進んでいます。
 寒そうな農村の風景が続いていますが、紅葉もなかなかいいです。

 成都ではエアコンがついていた車内ですが、いつの間にか暖房に変わっています。

 出稼ぎ労働者をたくさん送り出している成都は、オフシーズンだというのに、民工たちでごった返していました。一風堂の河原社長も含めて、今回のメンバーのすべてが中国の寝台列車は初めて。中国の縮図が見られる駅の様子に、かなりの新鮮味とショックを感じられたようです。

 西安につくのは、翌日のお昼12時過ぎで、食堂車での食事を楽しみながらの夜行列車の旅です。日本ではなかなか体験できませんからね。

 列車はかなりおんぼろ。だけど、車掌さんはすごく人がよく、初めての寝台体験であることを話すと、いろいろお世話を焼いてくれました。

 今回のK6次列車の乗組員は四川人で、食堂車も四川料理。メニューの数から言えば、私が体験した食堂車の中ではもっとも数が多い列車の一つとなるぐらいでした。代表的な四川料理はぜんぶそろっていました。さすが!!

 豆知識ですが、混んでいる駅では赤帽サービス(紅帽子)のサービスを使うと便利です。成都の場合、1人5元で荷物と人を、カートもしくはトラックで乗車する列車にまで運んでくれます。もちろん、一般の人が改札を受けるよりも早くプラットホームに立てるので、雑踏に紛れることなく、楽ちんです。今回のように撮影機材など荷物が多いときに大変助かるサービスです。

 さあ、朝食売りの売り子さんがやってきました。どんなものが食べられるかな?
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類