2007年11月01日

西安から蘭州の列車の中で

 今日で西安ともお別れ。

 西安ではANAのホテルに宿泊しました。偶然にもホテルでCASTコンサルテイングのFさんとばったり。本当に地球は小さい。

 西安の最終日は、兵馬俑と温泉でおなじみの華清池、さらに陝西省の料理学校を訪問。料理学校では、学校の教授にお願いして、麺料理を披露してもらいました。

 伝統的な麺の技術を継承しているだけに、みるところが非常にたくさんありました。さらに、油や化学調味料をほとんど使わない調理方法にも感動しました。

 そうなんです。麺の本物はすごくヘルシーなものなのです。
 中国の麺に満足できない方、一度西安にいってみてください。そこには、知らない麺がたくさん日常生活で食べられています。

 最後は西安でマッサージして疲れを癒し、いよいよ夜行列車で甘粛省蘭州に向かいます。8時間ほどのショートトリップです。

 今度は、本場の蘭州ラーメンを求めて。。。。
 


(大陸の夕暮れ)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

西安で親戚の心暖まる接待を受ける

 夜は、妻の親戚一家のお宅におじゃまして、西安の本場の家庭料理と麺料理をごちそうしていただくことになりました。調理に来てくれたおばちゃんは、武装警察に勤務する親戚のお母さんの妹と、まさに「一家人」の心温まる接待を受けました。

 西安の家庭料理は、非常にシンプルで、一風堂の河原社長も、レストランの中華料理とは違う、ヘルシーな中華にさぞかしご満悦でした。

 今日もポイントは麺で、手打ち麺と自家製スープ、さらに野菜や豆腐がいっぱいの麺の具は、西安の麺文化の新たな一面を知ることができました。

 昨日も書きましたが、西安の麺のレベルはかなりハイレベルです。食べるときに、生ニンニクをかじりながら麺を頬張るのも、このあたりの麺文化の特徴でしょう。

 さらに、麺のゆで汁もいただきます。このあたりでは、消化吸収を助けるために、ゆで汁をスープ代わりにいただくのです。日本で言えばそばつゆの感覚です。

 


記念撮影


 西安という街は、何かにつけて「北方」の歴史と文化を濃厚に感じることができるところです。

 もちろん、上海のようにこぎれいなレストランや店は少ないけど、それが逆に中国らしさ、いわゆる日本人が持っている「悠久の歴史」を感じることができる雰囲気のあるところだと思います。

 確かに市民一人一人は友好的だし、いろいろ人情味を感じるところがあります。しかし、それを感じるには、西安での知り合いや親戚が欠かせないということが実感しました。

 中国全土でもいえることかもしれませんが、やはり人のつながりが強く、とくに北方ではその傾向が強いように思いました。

 今晩は夜行列車で蘭州へ向かいますが、それまでもう少し西安を探索してみます。兵馬俑も行けていないし。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類